忍者ブログ
大阪市西淀川区にあるクラニオセイクラル専門の整骨院院長のきまぐれ日記

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

THE DAY AFTERその3

続きです。

それでは柔道整復師の取り扱うことのできる傷病にはどんな法的規制があるのか、といえば特に定めはありません。
昭和41年に当時の厚生省の医事課長が出した通達があります。「医行為又は医業類似行為(広義とする。)であるか否かはその目的又は対象の如何によるものではなく、その方法又は作用の如何によるものと解すべきである。」何かややこしい言い回しですが要するにある行為が医師にしか行うことのできないものか、柔道整復師も行ってよいものかの判断基準は目的や対象ではなく、どんなことをクライアントに行ったのかで判断される、とでもいった意味でしょうか。だから美容整形みたいに健康な人を対象に治療目的以外の目的で行う行為も、メスを使った手術ですから医師にしか行うことができない。骨折や脱臼であってもレントゲン撮影をしたり投薬や外科手術を行うことはやっぱり医師にしかできない。反対にたとえば柔道整復師が肩関節脱臼の整復に使うコッヘル法という手技を脱臼以外の傷病、例えば肩関節周囲炎に行っても別にかまわない、もちろん実際にはないでしょうが全く健康な人の方にコッヘル法を施術しても法律上何ら問題はない。そういうことです。だから柔道整復師の施術の対象というのは別に骨折・脱臼・打撲・捻挫には限られない、ということになります。施術の対象が法律で定められているなんてのは真っ赤なウソです。現に厚生労働省のホームページにもこんなのがあります。「柔道整復師の施術を受けられる方へ」とあって「整骨院や接骨院で骨折、脱臼、打撲、及び捻挫(いわゆる肉離れを含む)の施術を受けた場合に保険の対象になります。」「単なる肩こり、腰痛などに対する施術は保険の対象になりません。このような症状で施術を受けた場合は、全額自己負担になります。」と、ちゃんと書いてあります。だから、「骨折・脱臼・打撲・捻挫」は単に保険の対象になるというだけで健康保険を使わなければ肩こりであろうと腰痛であろうと、いいかえれば外傷でなくても全く問題なく施術を行うことはできます。柔道整復師は外傷を扱う、あるいは外傷しか扱うことのできない資格である、というのが単なる思い込みによる誤解であることをご理解いただけたでしょうか。外傷しか扱うことのできないセラピストを年間五千人も増やしたってけが人はそんなに増えませんよ。柔道整復低迷の原因の一つがこの誤解によるものなのは明らかです。
イヤ、それでもおれは骨折、脱臼にこだわる。骨が接げてこそ「ほねつぎ」だという考えは勿論立派だと思います。そうして骨折、脱臼の治療に素晴らしい実績をお持ちの方も業界にはたくさんおられることも承知で言うのですがそれは誰のための技術でしょうか。というのが柔道整復師が骨折、脱臼に施術を行う際にはいろいろな制約があるのです。関係法規の講義の復習とか予習になってしまいますけれどこのあたりのことを確認しますね。まず、骨折、脱臼の患部に施術をする前には医師の同意が必要です。つまり、柔道整復師が施術をする前に医師がその骨折なり脱臼なりを診察して「これは柔道整復師が施術してもよい」という同意があって初めてその患部に施術を行うことができるわけです。もちろん応急手当といって医師が診察を行う前に柔道整復師が骨折、脱臼の患部を一応整復することはできるのですが医科であればレントゲンの透視下に、麻酔下に整復を行うのに対し柔道整復師は文字通りの徒手整復です。患者さんもしんどいでしょうしいずれにせよもう一度医師の診察は受けなくてはならない。それなら患者さんは二度手間ですよね。初めから医師が診察して、診断を付けた上で整復、固定を行った方が患者さんは絶対に楽です。さらに骨折については骨折部に接着剤を注入してその場で骨をくっつけてしまう、という技術が開発されつつあるのだそうです。現在どの程度まで実用化が進んでいるのか知りませんけれど、そうなってしまえば骨折や脱臼の患部を固定する技術も、固定をはずしてからの後療法も必要ないことになってしまいます。「俺は骨折や脱臼をきちんと整復、治療できる」というのは間違いのない話であってもそのこと自体が患者さんに余分な苦痛を与え、場合によっては治癒を遅らせてしまうことになりかねないのだということもこれからの柔道整復師は知っておかねばならないと思います。
 
柔道整復師の業界では最近になって「柔道整復学」を構築しようという動きが盛んになっています。整形外科学ではなく、独自の学問体系、と言ったって外傷にこだわる限りそれは整形外科学からレントゲンやら投薬やらその他の現代医学的なものを差し引いただけのものではないか、そんな風に私は心配しています。レントゲンも見ずに、麻酔も使わずに外傷を治してしまうという名人芸は確かにすばらしいと思いますがそう思うのは柔道整復師の仲間内だけです。患者さんは決してそうは考えていません。
 
ケガの痛みがなかなか治まらない、というとき患者さんは決まって「病院に行って、レントゲン撮ってもらった方がいいですか?」と聞いてこられます。私が普通にケガの患者さんを保険で治療していた頃もそうですし現在だってそうでしょう。柔道整復師が現代医学的な方法を用いないこと自体を患者さんは評価しているわけではないのはこのことだけでも明らかです。ついでに言えば外傷について本気で研究するつもりならば当然欧米の先達たちの研究についても知らなければなりません。それも訳本ではなく原本に当たらなければなりません。医学関係の原著論文だって全部欧文なわけでこれを読みこなせる柔道整復師は残念ながら多くはないでしょうね。
 
もともと柔道整復師が変則的にせよ骨折、脱臼、打撲、捻挫の患者さんに対して健康保険を使うことができたのは整形外科が未発達の時代に医師の代わり、代替としてということでした。接骨院での保険取り扱いについてはこれからも大事にしていかなければならないのは言うまでもありませんが整形外科がこれだけ発達した今日に医師の代替機能という言葉はしっくりこないのもまた本当でしょう。ケガの手当てとしての柔道整復は徐々にその役割を終えつつある、と考えます。外傷にこのままこだわり続けることは柔道整復そのものの滅亡につながっていきかねないと考えます。もっと身も蓋もない言い方をすれば健康保険にしがみついたままではこの先しんどいのと違いますか?ということです。
 
 次回に続きます。
PR

THE DAY AFTERその2

昨日の続きです。

それでは何が悪くてそんなになってしまったのか?柔道整復師の数が増えて質が低下した、とはよく言われます。学校がたくさん増えたことを「乱立」という人がいます。柔道整復師の質の低下を嘆いて見せるのも同じ人です。では、かつてはどうだったか?学校がわずかしかなかったころは入学にコネクションが必要なところがほとんどでした。誰か、学校の関係者の紹介がなければ入学できない。入学金のほかに寄付金が必要。それだけではなく紹介してくれた先生の整骨院で朝から晩まで働かなければならない。そうして給料は?みなさん、いくらくらいと思います?整骨院の弟子になってコマネズミみたいに仕事をして一カ月一万円。七千いくらというところもありました。日給ではなく月給ですよ。それは経営者はもうかるでしょう。実質無給の労働力がいっぱい来るんですもん。整骨院の経営者にとっては笑いのとまらない日々だったわけです。学校が増えてそういうおいしいところがだんだん減ってゆけば面白くないでしょう。「学校の乱立で柔道整復師の質が低下した」ということをいう人は多分かつて専門学校の入学のパイプ、もっとはっきり言えば裏口入学のコネクションを持っていて、そういうシステムでおいしい思いをしていた人なのだと思って間違いはないでしょう。
 
そしたら学校がたくさんできる前の柔道整復師のレベルは高かったか、というとそんなことないです。教えていて思いますけれど今の学生の方が絶対に私たちのころより優秀です。正直の話、基礎科目なんか今の学生が習っているレベルについていけませんもん。臨床系でも内科やら外科やらリハビリテーション医学やら私たちのころにはなかった科目がいっぱいあって私は羨望を禁じ得ないのですがひょっとすれば今、私が専門学校に入っていたら授業についていけてないかもしれません。私が専門学校に通っていた頃ももちろんできる学生もできない学生もいましたし、今もできる学生とそうではない学生がいますけれど平均的なレベルとしては今の学生の方が間違いなく優秀です。当然卒業してからの柔道整復師としてのレベルも少なくとも知識においてはベテランの先生に勝るとも劣らないと思います。
 
それならば柔道整復師が低迷している原因は何か?というと私は「柔道整復師がケガの手当てにこだわり過ぎているからだ」と思うんですよ。外傷にこだわって何が悪い?と思われます?もちろん柔道整復はケガの手当てに由来する治療体系ということになっていますのでそれはそれで構いません。ただし、柔道整復師はケガの手当てしかできない資格だ、と思っておられるのでしたらそれは正しくありません。ここは重要なところだからよく聞いといてくださいね。
 
世間では柔道整復師の業務範囲は骨折・脱臼・打撲・捻挫であると思っています。柔道整復師の先生方も学生のみなさんもそう思っておられるかもしれません。なんでか、といえば私たちが使っている「柔道整復理論」の教科書にそう書いてあるからです。世間には柔道整復師が嫌いな人というのはたくさんいて、そういう人たちが柔道整復師を非難するときの根拠にも必ずこの「柔道整復師の業務範囲は骨折・脱臼・打撲・捻挫」というフレーズが出てきます。代表格の一人、某大学整形外科のH教授のホームページにはこんなことが書いてあります。
* 柔道整復師と接骨院とは
今、街角で、いたるところでどんどん新しい接骨院や整骨院、鍼灸整骨院などが開業しているのを知っておられるでしょう。整形外科医の診療所などどこかに隠れてしまうくらいです。さて、もしあなたが肩こりや腰痛やほかの身体の痛みの問題で患者さんで、接骨院や整骨院で施術をうけておられるのなら、あなたが体をゆだねている接骨院の方々は柔道整復師という資格の職種であり、医師ではないことは知っておられますか。柔道整復師は専門学校の3年間の教育で資格を得られる職業であり、高卒3年間で施術所を開業でき、たとえば21才の若さでもお医者さんのようにあなたの体を診察し、施療することができることも知っておられますか。
あなたがもし自分の体の調子が悪くて心配だ、今の症状が悪い病気によるものではないだろうかと本当に心配しておられるのなら、もし今、接骨院の施術で一時的にせよ気持ちよくなっているとしても、すぐに病院に行って診察と診断を受けて下さい。医師には正しい診断と正しい治療を施す責任があります。しかし柔道整復師は法律的にはうちみ、ねんざ、脱臼、骨折などの応急処置を行う職業で、責任を伴う診断はできないのだということを知っておられましたか。
 
このあと医師でもない者に健康保険を使わせるとは何事か、という話が続くんですけれど最後のところに柔道整復師は「法律的には」「うちみ、ねんざ、脱臼、骨折などの応急処置を行う職業」と書いてあるんですけれど柔道整復師法にはそんなことはどこにも載っていません。ほかの法律にだって多分(というか、絶対に)そんなことは載っていないはずです。同じ間違いはウイキペディアでもやっていて、さらにこの間違った記述をもとに朝日放送の「ムーブ」という番組は柔道整復師批判のキャンペーンを張ったりしました。奈良の事件があったときには毎日新聞の「なるほドリ」というコラムにも同様の記述がありました。多分ウイキペデュアを見ただけで記事を書き番組を作っているわけでマスコミはちゃんと取材しない、というのはほんとのことだなと思いました。

続きます。
 

THE DAY AFTER(講演草稿です)

昨日アムス柔道整復師養成学院校友会でしてきた講演草稿です。これから数回に分けてアップしていこうかと思います。内容については過去にこのブログに書いたこととかなり重複します。

コンニチハ。金谷です。よろしくお願いします。以前講義をさせていただいた先生もおられますし顔だけ知ってるぞ、という在校生の方もおられると思います。ちょうど20年前の平成2年に柔道整復師の免許をとりまして大阪市内に開業しました。10年ちょっと前から専門学校で教えはじめまして、当初は整骨院の業務の合間を縫って講義に来ていたんですけれど、いつの間にか教える方が主になってしまってアムスと、もう一軒の学校と掛け持ちで講師をしております。臨床のほうは週に一回自宅で患者さんをみているのと、あと、広島の開業医の先生のところでも月に一回ですけれど治療を行っています。主にやっているのがクラニオセイクラル、頭蓋骨の矯正で保険を使わずに実費でやっています。柔道整復師になる前は学習塾や予備校で教えていたんで授業するのは慣れっこなんですけれど講演、というのは生まれて初めてなんで正直のところドキドキしています。よろしくお願いします。
 
私が教員になったころから柔道整復師が増え始めました。就業している柔道整復師の数は平成10年の29087人から平成20年の43946人、50パーセント以上の増加です。平成22年の現在は―年に5000人ずつ増加していますから―もっと増えているでしょう。整骨院の数も同じくらいの割合で増えていて平成10年の23114件から約51パーセント増えて34839件。これも2年後の現在はもっと増えているでしょう。今あげましたのは厚生労働省の数字なんですけれど、そんなものをわざわざあげなくても柔道整復師もここにこんなにたくさんおられますし接骨院もどこにでもありますよね。ウチの町内でも私が開業したころは先輩のところが2件、ウチが3件目でした。それがこの数年で現在8件になっています。飽和状態といわれて久しい歯科医院が町内にやっぱり8件ですから確かに多いですよね。
 
接骨院が増えてどうなるか、というかどうなっているかといいますとまず一軒当たりの患者数が減ります。
以前は開業して半年くらいすれば患者さんも徐々に増えてきて食べるに困るようなことはなかったのですが最近では開業して一年たっても患者数ひとけた、というところも出てき始めているようです。経営がしんどくなると悪いことをするやつも当然出てくるわけで奈良の大学の野球部の監督が、自分の経営する整骨院で不正を行っていたとか、大阪の請求団体の幹部が21億円でしたっけ、すごい額の不正を行って逮捕されたりといったニュースも相次ぎました。
あと情けないのが呼び込み。大阪市内のとある商店街を歩いていてびっくりしたんですけれど白衣を着た若者が呼び込みをやってるんですよ。「マッサージいかがっすか」みたいなかんじで。あんまり驚いたんでブログにそのことを書いたら「うちの近所でもやってる」て言うコメントがきまして2度びっくり。別の商店街では道行く買い物客にすがりついて「お願いします」とか言ってるところまであるらしいです。
 
大半の整骨院がしんどい中必死でまじめに頑張っていてもこういうところが出てくると業界全体のイメージが良くないですよね。それこそ水の中にインクを一滴落とせば水全体がインク色になってしまう、みたいなことになってしまいます。ご存知の方も多いでしょうけれど今回の療養費の支給基準の見直し、というのはそういう世間の気分というものを如実に表しています。たとえばレセプトに患者さんの来院日を記入せよ、なんてのは柔道整復師がズルをしないように、ということですよね。今までは性善説、といいますか柔道整復師と保険者の間の信頼関係にもとづいた保険請求がされていたと思うんですよ。それが今回は「目を離せばズルをする」ということを前提に支給基準が定められることになってしまいました。一部の不届きものがズルしたために業界と保険者との信頼関係が壊れてしまった、ということです。それだけではなくて世間の柔道整復師をみる目も随分と変わってきていますよ。軽く見られている。家内の身内が同業なんですけれど、お母さんが友達に言われるんですって。「私の通っている整骨院は月に三日しか通っていないのに役所から送ってくる医療費のお知らせをみると二十日も通ってることになってる。あんたのところ(家内の実家の整骨院)でもそんな不正やってんの?」柔道整復師が「そんなもの」と見られてしまえばそれこそマッサージの器械とあんまり変わらないような見方しかされなくなる。整骨院に来院する理由が「保険が使えて安上がりだから」だけならそんなものに存在価値なんてありませんよ。
たとえば例の事業仕分けで漢方薬の保険適応が廃止になりかけたときに業界だけでなく患者さんから反対の声が上がりました。柔道整復師の療養費の保険扱いがなくなる、と聞いてみんなが反対してくれるかというと、正直どうかな、とおもいます。保険の取り扱いは言ってみれば患者さんの必要に応じたものであって、つまり患者さんからの要望があって行われているわけで保険の取り扱いが厳しくなってきているということは患者さんから柔道整復は必要とされなくなりつつある、といえるのかもしれません。
 
次回に続きます。

講演してきました(少しばて気味)

アムス柔道整復師養成学院校友会さまのお招きで校友会総会で講演をしてきました。イヤ、緊張しました。
喋る事を生業にはしているのですが、一つのテーマについて理路整然と話すのははじめての経験です。

聴衆は卒業生の先生方とちょこっと在学生。中には卒業生の子息が学生というケースもあって親子二代にわたって受け持ち、という例もいくつかあります。それだけ私が歳をとったということなのでしょう。

学会の発表でもそうなのですがテーマと構成だけ決めておけば時間通りキチッと話ができるたちではありません。喋りたいことが次々と噴出してきて収拾がつかなくなることや、途中で頭の中身が飛んでしまうほど緊張することがありますので原稿をまとめていくことにしました。

大体ふつう一分間に300字程度のスピードがわかりやすい、とされていますので与えられた時間と文字数を計算してその中に納まるように内容を加減してゆきます。

学会発表の時はマイクの横に時限爆弾みたいな?赤いデジタル表表示のタイマーがあって時間の経過がわかるようになっています。自宅からキッチンタイマーを持って行ってその代わりにしました。

原稿も、ひょっとして紛失したり水をこぼしたりするといけないので二枚用意しました。

普段の私を知る人にはとうてい信じてもらえないほどの用意周到さで出かけてゆきました。何のことはない、ムチャクチャ緊張していただけのことで私の小心さのなせる技であります。

講演を無事終えて会場を後にした時どっと疲れが押し寄せてきました。緊張が緩んで疲労を感じる余裕?ができたのでしょう。正直のところ、ちょっとばてました。

頸が熱っぽい

定期的に来てくださるクライアントが「今日は調子が悪い」とおっしゃいます。「頸が熱っぽい」というあまり聞かない愁訴です。

普段と違って顔色も良くないし一目見ただけでしんどそうなのはわかります。お話を伺うと頸がねちがえたように痛い、という症状もあるのですが「痛い」ではなく「熱っぽい」とのことです。

頸椎を触診してみますと3番目がちょっと動きがよくありません。頸椎の3,4番と言えばむちうちの時に傷めることの多い場所です。

「普段と違うこと、しました?」「すごく忙しかったけど、変わったことはしてない」「むちうちみたいな感じになってるんですけど」「あ、そういえば車の運転していて自転車が飛び出してきたときに急ブレーキかけた」「それが原因と思います」

カウンターストレインという手技で頸椎を矯正すると「熱っぽさ」はなくなりました。

カイロプラクティックの検査法にダームサーモといって特殊な機械で首から背中の温度をはかっていく方法があります。背骨のゆがみがあるとごくわずかにその周辺の温度が上昇するのだそうです。温度の変化といっても精密なメーターで感知することのできる程度の温度差なのですが。

痛みではなく熱っぽさを訴えておられたこのクライアントはきっと鋭敏な感覚をお持ちなのだと思います。
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[02/26 かなややすひろ]
[02/26 岡ヤン]
[02/25 かなややすひろ]
[02/24 さて]
[02/24 岡ヤン]
最新TB
プロフィール
HN:
かなや やすひろ
HP:
性別:
男性
職業:
柔道整復師
自己紹介:
大阪市在住。医療系専門学校で教えるかたわら自宅兼のちっこい治療院でクラニオセイクラルのセッションを行う。好きなこと:講義すること、治療すること、飲むこと。嫌いなこと:お医者さんごっこ
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
カウンター
Designed by PLP
忍者ブログ
[PR]