便秘を自分で治す
さっきテレビで便秘薬のコマーシャルをやっていたのですが、そのキャッチコピーがなんと「11歳から飲める便秘薬」。おいおい、その年から便秘薬のませてどうするねんと言う話ですよ。そんな便秘薬が売り出されるということはそれだけ便秘に悩む子供さんが多い、ということなのでしょう。症状によっては薬で出すことも必要なのかもしれませんがおなかを緩めるだけで結構出るようになるものです。簡単にできますので(自分でもできるし子供さんに保護者の方がやってあげることもできます)一度お試しください。
1、受け手は膝を曲げて仰向けに寝ます。
2、術者は両手の人差し指、中指、薬指の三本をそろえて重ね、みぞおちから縦に恥骨の上あたりまでゆっくり押さえてゆきます。力はごく軽く。
押さえているとほかの所より硬かったり、痛みを感じるところがあります。そこは一分くらい持続的に押さえます。力は軽いまま。上から下まで三回繰り返します。
3、次にへそのまわり三センチくらいの範囲を時計回りにゆっくり押してゆきます。痛みがあるところは一分くらいの持続圧。
4、最後に術者の手のひらを受け手のおなかにそっと当てます。そのまま一・二分手を当てて終了します。
たぶん、おなかを押している途中でぐるぐるとおなかが鳴り始めるでしょう。一回で効果が見られなくても何回か繰り返し行ってください。
これはもともとぎっくり腰の患者さんの腹筋を緩めるのに使う手技を簡単にアレンジしたものです。なお、ご自分や家族にこの手技を行う際にはご自身の責任のもと行ってください。手技を行ったことにより発生した不都合について当方では一切責任をもちません。
PR