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大阪市西淀川区にあるクラニオセイクラル専門の整骨院院長のきまぐれ日記

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素人買い(衛生材料について)

ふつう整骨院では包帯や湿布、テーピングの材料など様々な消耗品を使います。これらをまとめて衛生材料とかもっと略して衛材と呼びます。

もちろん仕事で使いますので大量に必要になります。だからすべて箱単位。開業したてのころはどれだけ注文していいのかわからなくてよくテーピングを切らせたりして難儀しました。

現在よく使うのはマスク(施術時にクライアントの顔に息がかからないように)、ゴム手袋(マウスワークに使う)くらいでテープやガーゼ、リント布なんかは使うことがぐんと減りました。

昨日ちょっと足を怪我したもので湿布(私の使っているのは泥膏と言ってペースト状の薬品を布に伸ばして使う)しようとしたのですがガーゼもリント布も切らせていたのに気付きませんでした。

現在はそんなに大量に使うものではありませんので衛材屋さんに頼むわけにもいかず、駅前の薬局に出かけました。

薬局で衛生材料買うのってなーんかヘンな感じ。しかもリント布売ってないし。
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足底腱膜炎(受傷機転アリ)

ちょっと急ぐことがあって小走りした途端に踵のあたりに痛みが走りました。

足の裏の筋肉は踵の骨についているのですがその辺りで炎症を起こすことがあります。病院に行くと「足底腱膜炎」という病名がつきます。踵の内側に痛みがあって或るいたり長い時間立っていたりすると痛みが増悪します。

以前、ダイエットのためにサイドステッパ―という健康器具で運動していたときにも3日目くらいに同じ症状が起きたことがあります。足底腱膜炎が発症するパターンは普通そのような繰り返しの外力が働いたとき、といわれています。

ところが今回は受傷機転がはっきりしています。あんまりないパターンだったのでちょっと興味深くはあるのですが結構痛いです。まっすぐに歩きにくいくらい。

病院ではステロイドを注射して炎症を抑えます。それでも痛みがとれなければ手術することもあります。

幸い?我が家は整骨院ですので自分で処置することにしました。

まずはカーボン灯の照射。普通けがの急性期には冷やすのがセオリーですが光線の消炎鎮痛作用は顕著なものがあります。そのあと足底に伸縮性のテープを貼っておしまい。

痛いことは痛いですがまっすぐ歩くことができるくらいには改善しました。寝るときに生薬で湿布すれば数日でよくなるでしょう。外傷性の足底腱膜炎?の顛末でした。

宿題

ちょっとブログの更新をさぼっておりました。

現在ホームページのリニューアルを考えておりましてどんな風にしようか、と思案中です。今春から臨床に当てる時間を増やすつもりが結局従来通りになってしまいました。来春からは臨床のウエートを増やしたいと思っておりまして、その手始めにホームページを新しくしたいな、と考えております。

書きたいこと、知っていただきたいことはいくらでもあるのですがいざパソコンに向かってみると思ったように書けません。

たとえば寝ているときに夢の中でいい文章が浮かんだりするのですが目覚めてみるとなーんにも覚えていません。そういうときにはパッと目を覚まして枕もとのメモに書きつける、という先輩がおられるのですが私は寝てしまえばそれっきり朝まで目が覚めませんので(健康な証拠だと思うのですが)これは無理です。

9月はちょっと時間に余裕があるのですがグータラしているだけでなかなか進みません。

あと、以前に書きました「柔道整復師の業務範囲」の話。こちらもどこかの雑誌にちゃんとしたペーパーに起こして寄稿するつもりなのですがやっぱりなかなか進みません。

業界の関心は相変わらず健康保険の取り扱いに集中しているようです。健康保険が厳しくなるにつれたとえば私の所属する地方社団ではまたぞろ保険関係の理事さんが横柄な態度を復活させていたりします。事態がここまでになったのはご自身たちが有能でいらっしゃるからであることにはたぶん気がつかないままに柔道整復師の保険取り扱いは終焉を迎えるのでしょう。

その時に柔道整復師が取り扱うことのできる傷病は外傷だけ、という誤った認識を正しておかないと本当に業界は滅亡します。

10月に入れば専門学校の方が(国家試験対策で)とっても忙しくなりますのでできるなら今月中にちゃんとしておきたいのですけれど。

なんか夏休みの宿題みたいです。

体の「慣れ」について

ここ数日、次男(小6)が学校でへばってしまっているようです。

昨日は学校の講義がなかったもので私が迎えに行ったのですが担任の先生は「教室は暑いですからねぇ」とおっしゃっていました。

確かに空調のない教室で授業を受けるのには暑すぎる毎日が続いてはいますが、へばったのはクラスで次男だけです。

理由はたぶん我が家の空調事情にあるのでしょう。

エアコンの設定温度は23度。「設定温度は28度」というお上からのお達しをせせら笑うような日常です。

だって暑いんだもん。特に私たち夫婦は体型的にも(?)暑さには弱いですしそこに育ち盛りが二人いればそれは暑いわ。

おそらくは23度に夏休み中慣れていた次男が学校の暑さに適応できずに(帰ってくれば23度です)へばってしまったのでしょう。

さて、治療についても同じようなことがいえます。どんな治療法でもそうなのですが「最初は劇的に効いたけど、だんだん効かなくなった」ということを仰るクライアントがおられます。

最初に来院されたときはとってもつらい状態で、それが治療によってわずかでも改善すればすごく楽に感じます。暑いところから空調の利いた部屋に入ってきたようなものです。「ああ涼しい」

ところがその状態に慣れてしまうと楽な状態が基準になってしまうので治療を続けても変化がないように感じたりわずかに症状がぶり返してもひどくつらく感じたりすることがあります。慢性の症状ではいわゆる「好転反応」が出ることもありそうなるとクライアントによっては「治療を受けたらかえって悪くなった」と表現されることもあります。「暑いわ―。冷房効いてないやん。」

ここでどんどん室温を下げてしまっても問題の解決にはなりません。必要以上の刺激量は有害無効であるのは空調も治療も同じことです。長いことかかってこじれた症状ほど「好転反応」は出やすいし症状はこう着状態に(一時的ですが)なりやすいです。

とはいうもののこれは本当に「好転反応」か?と不安に思われる方もおられるでしょう。治療が効いていないのか好転反応なのかを見分ける方法です。(症状により、治療法により、例外は当然あります)

1、夜眠れるかどうか。あっちこっちだるくてしんどくても夜眠れているのなら基本的には大丈夫です。

2、施術後症状は改善するか。治療を受ける前と治療が終わった直後で症状に変化が全くないのであればセラピストにその旨を告げて説明をうけましょう。

3、痛みの場合、同じところがいつまでも痛いとか痛みが手足の先の方に進んでいくような場合は一般的に要注意です。

あくまでも一般論ですがご参考になれば幸いです。

日本国破算?

深井 降(仮名)という大変有名な方がおられます。新聞などに著書の広告がよく載っているのでご存知の方も多いと思います。

経済ジャーナリストという肩書をお持ちですがご自身の主宰される会社は資産運用を行うのが主な業務のように見受けられます。

日本経済が近いうちに破綻するので、自分の資産は自分で守ろう(具体的には海外のファンドを買おうということらしいです)というのは全く正しいことのように思われます。経済関係にはとんと縁がありませんので深井氏の著書を読む機会には恵まれませんがおかげで大きな安心を得ておられる方も多いのではないか、と思います。

さて、深井氏の手掛けられている事業の中に健康関係のものもあります。新型インフルエンザがショウケツを極めた時にはパンデミック対策のセミナーを開かれ、あるいはインフルエンザ対策きっとというのも販売しておられました。

さらに深井氏は治療院のフランチャイズ経営にも乗り出しておられます。体を特殊な器具を使って温める、という治療法です。似たような治療法は私もちょっと凝ったことがあって一度TOMOが体調をこわしたときに患部を温めて回復させたこともあります。

さすが深井氏、目の付けどころがいいわ。健康ビジネスというのは破綻しかけている日本にあってなお有望なビジネスなのか、と私は真実感心したものです。

仕事の関係先の近くに深井氏が展開しておられるフランチャイズの治療院があって、そばを通るたびに一度施術を受けてみようか、と本気で考える私でありました。

ところが、です。先日その治療院のそばを通ってみると院名が変わっています。今までは「ナントカ温熱療法院」だったのが「ナントカ温熱整骨院」となって「各種保険取り扱い」という文字も並んでいる。

おやおや。よく行政が「温熱整骨院」などという院名にオーケーを出したものだ、と思います。そして何よりも整骨院では保険の使えるのは急性のけがだけのはずで温熱療法オンリーではそういうクライアントに全然対応できないでしょう。

しかも、柔道整復師の保険請求というのは現在では決して美味しくないでしょう。わざわざこれから参入してくるのはどう考えても(ことの善しあしやその他のカラクリは置いといて)センスのいい経営とは思えません。

健康保険は日本国にあって真っ先に破綻しそうに思うのは私だけではないでしょう。それともそんな風に考えるのは私のような凡人だけで深井氏のごとき卓越したセンスがあれば整骨院の保険取り扱いも海外ファンドのように将来有望なのでしょうか。
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プロフィール
HN:
かなや やすひろ
HP:
性別:
男性
職業:
柔道整復師
自己紹介:
大阪市在住。医療系専門学校で教えるかたわら自宅兼のちっこい治療院でクラニオセイクラルのセッションを行う。好きなこと:講義すること、治療すること、飲むこと。嫌いなこと:お医者さんごっこ
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