痛みの優先順位
昨日広島のふじわら医院さまでセッションしていたときにクライアントの一人が面白いことを言っていました。
「一か所の痛みが治ったら別のところが痛み出すのは痛みに優先順位があるのと違う?」
こういう発想ができるのが若者の凄いところですね。確かに歯が痛み出してから今まで悩まされていた腰の痛みを訴えなくなった、とか反対に歯の治療が一段落して痛みが治まった途端に再び腰が痛み始めたとかいうのはよくある話です。
これをもって痛みがすべて精神的なものであると考えるのは適当ではありません。痛みというのは体からの警報ですからあっちこっちでいっぺんに鳴っても対処のしようがないでしょう。だから緊急性の高いものが体に「痛み」として認識されるのだと思います。まさに優先順位です。
それなら「原因不明の痛み」「病院では何ともないと言われたがそれでも続く痛み」はなんで発生するのでしょうか?それは警報装置の誤動作なのかもしれません。この場合はややこしい話ですが誤動作を起こしている原因にアプローチしなければなりません。
痛みの原因と誤動作を起こす原因とが必ずしも一致しないからこそさまざまな代替補完医療が存在するのでしょう。
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