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大阪市西淀川区にあるクラニオセイクラル専門の整骨院院長のきまぐれ日記

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みたび守秘義務について

今月次男が修学旅行に行きます。事前に説明会というのがあってTOMOが行ってきました。

その際に「同意書」に署名するように求められたといいます。

何に同意するかといいますと、もし旅先で児童が病気やけがをしたとします。引率の先生はその子を病院に連れてゆき、医師に診察していただき、その時の状況や病気やけがの程度について医師の診断を伺い家族に連絡しなければなりません。

ところが、医師には守秘義務があって患者さんの情報(業務上取り扱ったことについて、知りえた人の秘密)を第三者に漏らすことができません。学校の先生は児童にとって第三者ですので直接病気やけがの状況を医師が説明するわけにはいかないのです。

それでは先生も医師も家族も、そして誰より児童が困りますよね。「御家族がいらっしゃるまで何もお話しできません。」というわけにはとくに修学旅行のように遠方へ行く時にはいかないでしょう。

なので「引率の先生にウチの子供の病状その他について説明することに同意します」という同意書が必要となってくるようです。患者さんのプライバシーが重視される世の中になってきているということなのでしょう。

みんな病気もケガもなく、楽しく旅行にいってきてほしいものです。

ちなみに医師の守秘義務は刑法に定められています。同様の守秘義務は柔道整復師にもあって、こちらは刑法ではなく柔道整復師法に規定されています。私の教えている「関係法規」ではよく試験に出るところです。

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痛風発作2

通常は2,3日で収まる痛風発作が今回はなかなか収まりません。

普段痛風発作が起きるのは「いかにも痛風によくなさそうな」食品を多食したときでありました。今回は何十回目かのダイエット中でしてさしてガッツリしたものを食べていません。痛風発作は尿酸値が急激に低下した時にも起きるのだそうで今回はこの口かもしれません。

さらに発作の数日前に足底腱膜炎をやっていること。捻挫などが痛風発作の引き金になることがあって、今回のケースはこれにも相当するのでしょう。昔ですが砂利道をサンダルで歩いてから足の親指が痛い、と来院された方があってこれがやっぱり痛風でありました。

痛風は一般的には全身性の疾患と言われますが外傷性?と言えば言えなくもないわけでかつての柔道整復師の臨床発表に痛風に関するものを見た記憶があります。

さて、私の痛風です。腫脹が結構強く2,3日はまともに歩けませんでした。靴をはくのも到底ダメで専門学校の試験監督の仕事が入っていたのですが一回休ませてもらいました。

昨日次男の運動会があって近所の小学校までやっとの思いで出かけました。長男のサンダルを履けば何とか歩くことができるようになりました。

「このまま仕事に支障が出たらどうしよう」という不安もではじめ患者さんの不安感をわずかながら感じることもできました。発作が始まってしまえば鎮痛剤のお世話になるよりなくラムネ菓子のごとく鎮痛剤を服用しておりました。

もちろん民間療法もインターネットで調べましたとも。基本的には特定の健康食品を推奨するものが多かったのですが韃靼(だったん)そば茶が予防にも鎮痛にも有効、というのがあって早速買ってきてもらいました。一本100円で売ってるあれです。

昨夕いっぺんに2本飲んだのですがそれからなんか腫れが引いたのですよ。足全体が腫れていたのが親指側だけが腫れている感じ。そのまま2,3本飲み続けて今朝、発赤がだいぶ改善しています。

発作が寛解する時期に来ていただけかもしれず、他に灸なども受けていましたからそちらが効いたのかもしれません。水分を大量に撮っただけの効果だったのかもしれません。ただ、韃靼そば茶を飲んでからいっぺんに症状が快方に向かったのは間違いのないところのように思います。

お困りの方がいらしたら、ためしにどうぞ。

久々の痛風発作

出ました。痛風発作です。昨晩くらいから何となく予兆はあったのですが今朝になって結構強烈に痛いです。

足底筋膜炎と同じ側なのでひょっとしたらヘンな歩き方をしたのが響いたのかもしれません。

まだ専門学校での講義が試験休みなので立ち仕事がないからいいようなものの、講義のあるときに発作が起きると大変です。

いちどそういうことがあって、スーツにスニーカーという間抜けないでたちで出勤したことがあります。「ニューヨーカーのマネしてるんや。」と学生にはごまかしていたのですが鋭い子がいて「センセ、痛風違う?」と見破られてしまいました。

痛みがあると人間は怒りっぽくなるもので通勤時にヨソのおばさんに足を踏まれかけただけでブチ切れそうになりました。普段の私ではありえないことです。

大体は発作の予感があった時に薬を服用すると収まるのですが今回は効かないようです。

それならばあれこれ試してみるのも楽しいものでいろんなテーピングを試してみたのですがあまりよろしくありません。(はがす時に患部の皮膚が引っ張られるとメチャ痛い)

TOMOが「お灸をすえると効くよ」と言いますのでこれからすえてもらうところです。

熱いのは嫌よ。

足底腱膜炎(受傷機転アリ)

ちょっと急ぐことがあって小走りした途端に踵のあたりに痛みが走りました。

足の裏の筋肉は踵の骨についているのですがその辺りで炎症を起こすことがあります。病院に行くと「足底腱膜炎」という病名がつきます。踵の内側に痛みがあって或るいたり長い時間立っていたりすると痛みが増悪します。

以前、ダイエットのためにサイドステッパ―という健康器具で運動していたときにも3日目くらいに同じ症状が起きたことがあります。足底腱膜炎が発症するパターンは普通そのような繰り返しの外力が働いたとき、といわれています。

ところが今回は受傷機転がはっきりしています。あんまりないパターンだったのでちょっと興味深くはあるのですが結構痛いです。まっすぐに歩きにくいくらい。

病院ではステロイドを注射して炎症を抑えます。それでも痛みがとれなければ手術することもあります。

幸い?我が家は整骨院ですので自分で処置することにしました。

まずはカーボン灯の照射。普通けがの急性期には冷やすのがセオリーですが光線の消炎鎮痛作用は顕著なものがあります。そのあと足底に伸縮性のテープを貼っておしまい。

痛いことは痛いですがまっすぐ歩くことができるくらいには改善しました。寝るときに生薬で湿布すれば数日でよくなるでしょう。外傷性の足底腱膜炎?の顛末でした。

体の「慣れ」について

ここ数日、次男(小6)が学校でへばってしまっているようです。

昨日は学校の講義がなかったもので私が迎えに行ったのですが担任の先生は「教室は暑いですからねぇ」とおっしゃっていました。

確かに空調のない教室で授業を受けるのには暑すぎる毎日が続いてはいますが、へばったのはクラスで次男だけです。

理由はたぶん我が家の空調事情にあるのでしょう。

エアコンの設定温度は23度。「設定温度は28度」というお上からのお達しをせせら笑うような日常です。

だって暑いんだもん。特に私たち夫婦は体型的にも(?)暑さには弱いですしそこに育ち盛りが二人いればそれは暑いわ。

おそらくは23度に夏休み中慣れていた次男が学校の暑さに適応できずに(帰ってくれば23度です)へばってしまったのでしょう。

さて、治療についても同じようなことがいえます。どんな治療法でもそうなのですが「最初は劇的に効いたけど、だんだん効かなくなった」ということを仰るクライアントがおられます。

最初に来院されたときはとってもつらい状態で、それが治療によってわずかでも改善すればすごく楽に感じます。暑いところから空調の利いた部屋に入ってきたようなものです。「ああ涼しい」

ところがその状態に慣れてしまうと楽な状態が基準になってしまうので治療を続けても変化がないように感じたりわずかに症状がぶり返してもひどくつらく感じたりすることがあります。慢性の症状ではいわゆる「好転反応」が出ることもありそうなるとクライアントによっては「治療を受けたらかえって悪くなった」と表現されることもあります。「暑いわ―。冷房効いてないやん。」

ここでどんどん室温を下げてしまっても問題の解決にはなりません。必要以上の刺激量は有害無効であるのは空調も治療も同じことです。長いことかかってこじれた症状ほど「好転反応」は出やすいし症状はこう着状態に(一時的ですが)なりやすいです。

とはいうもののこれは本当に「好転反応」か?と不安に思われる方もおられるでしょう。治療が効いていないのか好転反応なのかを見分ける方法です。(症状により、治療法により、例外は当然あります)

1、夜眠れるかどうか。あっちこっちだるくてしんどくても夜眠れているのなら基本的には大丈夫です。

2、施術後症状は改善するか。治療を受ける前と治療が終わった直後で症状に変化が全くないのであればセラピストにその旨を告げて説明をうけましょう。

3、痛みの場合、同じところがいつまでも痛いとか痛みが手足の先の方に進んでいくような場合は一般的に要注意です。

あくまでも一般論ですがご参考になれば幸いです。
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プロフィール
HN:
かなや やすひろ
HP:
性別:
男性
職業:
柔道整復師
自己紹介:
大阪市在住。医療系専門学校で教えるかたわら自宅兼のちっこい治療院でクラニオセイクラルのセッションを行う。好きなこと:講義すること、治療すること、飲むこと。嫌いなこと:お医者さんごっこ
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