首の痛みはどうやって治す?
首の痛みにもいろいろあります。むちうち症なんかでは頚椎のゆがみをとって首に動きをつければ大体はよくなります。いつも書いておりますように普通の治療法で奏功しないときは仙骨とかほかの部位におかしなところがないか調べてみます。
尻もちをついて転んでから首が痛い、という方がおられました。もちろん病院の検査でも異常なし。仙骨と腰椎の間を緩めてから頚椎の矯正をしました。動きをつけるだけならカウンターストレインという手技が患者さんに苦痛を与えないので好都合です。これがうまいこと一回で決まってその場で痛みが取れました。私に向かって手を合わせて喜んでくださったので(ありがたいことです)記憶に残っています。
いわゆる寝違い、というのも辛いものですね。この時は首をもんだりするとますます悪くなります。こういうときは背中の肩甲骨の間を緩めます。ご家庭でするときなら肩甲骨の間に手のひらを当てておくだけでいいです。
幼稚園に行くか行かないかくらいの子供さんが朝起きてから首を痛がる、と言って親御さんが連れてこられることが何回かありました。これも同じです。特別なことをしないでも親御さんの手のひらを当てておくと治ります。
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