解散当日新聞休刊
あす、衆議院が解散されます。ところが驚くべきことに新聞は「休刊日」なのです。以前から予定されていた休刊日であることは重々承知の上で言うならば新聞社には「売りたい新聞」はあっても「伝えたいニュース」はないのでしょう。「新聞休みだったらテレビでニュース見ればいいやん」
どこの業界でもおんなじことなのでしょう。柔道整復師も別に患者さんを治したいわけではなく単に健康保険の点数が稼げればそれでいいのでしょう。「うちはマッサージ専門なので捻挫の患者さんは整形外科へ行ってください。」
どんな職業でもプロとして生きるためにはそれなりの覚悟が必要だと思います。私が無資格のセラピストに対して批判的なのも、人の体に触る覚悟に欠ける人が多いからです。(私のこのような考えを承知の上でお付き合いいただいている無資格のセラピストもおられます)
法律的に細かいことを言ってしまうと資格の有無を問わずにセラピストはヒトの病気を「治す」ことはできません。セラピストにできるのは「施術」することだけです。その結果、病気が「治る」というのが法解釈としては正しいことになります。
しかし、です。「治す」覚悟を持たずして人の体に触ってはならない。私は強くそう思います。一般の病院や診療所で治らない患者さんがそれこそ藁にもすがる思いで来てくださるのが代替・補完医療ではないですか。
反対にクライアントの側にそこまでの期待がないのであれば、言い換えれば「ワンコインで受けられるリラクゼーション」くらいの意識しかないのであれば健康保険の取り扱いを返上するべきでしょう。
かつては「柔道整復師の施術だから保険の対象」だったものが「保険が使えるから柔道整復師」になってしまいました。保険が使えなくなってセラピストとしての覚悟が定まるのならそれもまたよし、なのでしょうか。
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