DIYドクターズ
新聞を読んでいるとコラムに「DIYドクターズ」というのが載っていました。アメリカでは医療費が高いので保険に入っていない人は(日本のような国民皆保険ではない)ちょっとした病気なら薬を買ってきて自分で治す、そういう人たちをこう呼ぶのだそうです。自分で病気を診断して薬も自分で選ぶのでこういう言い方をするのだそうな。
日本では国民全員が何らかの健康保険に加入していますのでこういうことはありません。ただ、一部負担金(保険診療を受診したときに医療機関の受付で支払うお金)が徐々に上がってきて、以前ほど気軽に病院にかかれなくなってきている。特に背中が痛い、とか肩がこる、といった症状で整形外科のリハビリに通院していた人が通いにくい状況になってきました。
そういう高齢者はどこへ行ったのか。
専門学校の講義があるときは出勤が昼過ぎになりますので何か用足し、というときは勢い朝のうちになります。先日プリンタのインクを買いに近所の家電店へ行ったら、家庭用マッサージ機の体験コーナーに高齢者が集まっておられました。
あと、スーパーマーケットの一角などで家庭用の医療機器の「無料体験会」なるものをやっていることがあります。電気治療器を体験させてくれる、という触れ込みですが要は高齢者に高価な機械を売りつける商法です。
これもはやっていますねえ。うちの近所の会場なんか朝は行列ができていますもん。
こういうところで実際に機械を買う人はごくわずかでしょう。また,買ったとしても使い続ける人はさらにまれでしょう。そうしてその機械で腰痛なり肩こりなりが治った人となればほとんど皆無でありましょう。
それなら、高齢者たちは何を求めて「体験会場」に列を作るのでしょうか。洋の東西で「医療」に求められているものの違いを考えさせられます。
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