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大阪市西淀川区にあるクラニオセイクラル専門の整骨院院長のきまぐれ日記

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学会発表についてⅡ(緊張しながら準備)

日本柔道整復接骨医学会での発表が迫ってきました。ドキドキします。

普段の専門学校での講義と違って発表時間は八分(質疑応答が別に二分)、この短い時間中に言いたいこと(まあ、要するに柔道整復師の業務範囲が骨折、脱臼、打撲、捻挫に限られる、というのは法律的な根拠を持たない俗説にすぎませんや、ということなのですけれどね)を要領よく話さなければなりません。

以前にこのブログでも書きましたように私は準備を十分にしないと人前では話ができないので口演の草稿をこしらえたりパワーポイントの原稿を差し替えてもらったりてんやわんやです。

こういう緊張感も、実は割と好きなワタシでした。
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今度は本屋さん?

当院の最寄り駅の構内にあった本屋さんが廃業しました。

20年前に当地へ引っ越してきたときには町内に3軒の書店がありました。一般的な文庫本なんかを買うときは十分に用が足りました。それが一軒づつ減ってゆき、みんな廃業した後にできたのが今月廃業した本屋さんでした。

大型店でも事情は変わらないようで梅田の旭屋は今まで各階にあったレジを半分に減らしました。お目当ての文庫本があったので梅田まで出かけたついでに寄ってみたのですが二階で目的の本を見つけて一階のレジで会計。それでおしまいです。

今までであれば目的の本を買った後、他のフロアへも足を運んだのですが(医学関係は手技療法や東洋医学も含め、在庫が豊富です)わざわざもう一度エスカレーターに乗り直すのも面倒なので、そのまま店を出ました。

書店の衰退の原因の一つはアマゾンなどのオンラインで書籍が簡単に買えるようになったことでしょう。

ただ、それだけではなくかつては「本との出会い」を求めて本屋さんに行っていたような気がします。時間だけ潰して何も買わずに店を出てもだれも文句を言わない、そういう環境で自由に本と接することができたように思います。

それがいまでは「本を買う店」としての機能しか果たさなくなってきています。経営の効率化はそういう傾向に拍車をかけているように思います。

書店でふと手に取った一冊から新しい世界が開けるような経験は、もうできないのかもしれませんね。

本の話が出たついでに。エンタプライズ出版は品切れになっていた「靭帯性関節ストレイン」を増刷するようです。これはなかなかいい本です。たぶん最後のチャンスになると思うので、興味のある方は同社のホームページをのぞいてみてはいかがでしょうか。

服装について

大阪府の橋下知事が「公立学校の教師のジーンズ、ジャージ禁止」を言っておられます。

公立の学校とは趣が大分違うのですが私も週の半分を教壇に立っています。どんな服装かと言えばネクタイはどんな時も締めていて、スーツの上着を着ているか白衣を着て講義をします。

他の教員(特に非常勤)の服装を見ていると皆さんまちまちで、さすがにジャージはおられませんがネクタイをしない先生や、ジーンズというのも時々見ることがあります。

お金をとってよその大事な子どもさんや場合によってはお父さんお母さんを教えるわけですからそれなりにきちんとした服装を心がけてはいるつもりです。

もちろん教えるときの服装について規定はありませんのでどんな格好をしていようと自由ではあるのですが。

そういえば今気づいたのですが、ノーネクタイ、ジーパン組の教員は医師とか理学療法士とか柔道整復師以外の資格をお持ちの方が多いです。それがどうした、と言われればそれまでなのですが。

人にものを教えるようになって二十数年になりますが、その間ずっときちんとした服装しかしてこなかったかと言うとそうでもありません。

大学受験予備校で現代国語を教えていたときに、私はあることに気がつきました。人気講師と呼ばれる人は服装がラフなのです。そういう服装で教えることを黙認されているのは人気講師、という暗黙の了解みたいのがありました。

それから私は、おっかなびっくり服装をカジュアルに変えていきました。
予備校では教員の評価のアンケートを毎月とって(評価するのは生徒)いますので、その結果を踏まえながらスーツを今でいうジャケパンに変え、ネクタイを外し、スラックスをジーンズに履き替えていきました。

志望校に合格しなければ学費は返金、というクラスで教えるようになった時には教えている生徒とおんなじような服装で講義するようになっていました。

服装一つでもあれこれ考えるものだ、というお話でありました。

ポケットティッシュ

阪神尼崎付近の商店街を歩きました。十九年前に所帯を持った時はとんでもない賑わいで、年末には歩くこともままならないくらいでした。

当時、商店街のあちこちで配られていたのがポケットティッシュで、大体が金融関係の会社のものでした。一回尼崎の商店街を歩くと十数個のティッシュをもらうことがありました。

その後、景気の悪化とともに配られるティッシュの数は減っていったのですが最近再びポケットティッシュをもらうことが増えてきました。金融関係のほかパチンコ屋さんや分譲マンションのものが多いです。

結婚と同時に開業したのですが、何を思ったのか父が院名の入ったポケットティッシュをこしらえて持ってきてくれました。駅前で配ることも患者さんに渡すこともできませんので(なんかヘンですよね)自前で使用したのですが、父にすればできの悪いせがれがようやく定職に就いたのがうれしくてそんなことをしてくれたのでしょうね。ありがたいことです。

さて、このポケットティッシュで開運ができるのを知ってます?ティッシュを受け取るときに「ありがとう」と一言言って受け取るだけです。それだけのことで私はずいぶん運気がよくなりました。実行すればいいことあるかもしれませんよ。
 
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文献はあるうちに借金してでも買っておこう

昨日クラニオのセミナーでもお話したのですがクラニオ関係の書籍を出版していた会社が来年一月末で出版業務から撤退するのだそうです。私はこれを先輩のブログで知りました。

言われてみれば新刊案内や広報誌(代替医療通信、というなかなかいい雑誌を無料で送ってくれていました)が届かなくなったので「大変なのかな」とは心配していました。

一般の医療関係ではなく代替医療や手技療法というのは、もともと狭いマーケットではあります。当然売れる部数は少ない分、一冊当たりの値段は高くなります。一万円を普通に超えます。小部数、高額の書籍というのは一番売れにくい商品でありましょう。

購入者の多くを占める柔道整復師の懐具合も関係しているのかもしれません。

ただし、多分もう一つの要件が考えられます。読者のアタマの問題です。

代替医療関係の出版社はいくつかありますが、今回撤退する出版社は翻訳書が商品の多くを占めていました。たとえばカイロプラクティックやオステオパシー関係の欧米の専門書。カイロ関係の方が吹聴しておられるようにカイロやオステというのは欧米では医師の行う療法、です。

とうぜん専門書の読者のほうもそれなりの素養を要求されます。どうも、このあたりが日本の治療家の実情と合わないのではないか。もっと言ってしまえば日本の手技療法家のレベルというのは欧米のそれに及んでいないのではないか。

件の出版社は、手技療法家向けの専門誌も出していたこともあるのですがこれがやっぱり欧米の論文やら海外のカイロ大学を卒業した先生の原稿やら、そういうものを好んで掲載しておられました。

もちろんその雑誌は現在ありません。

何も私は日本の治療家のレベルの低さを嘆いているわけではありません。私だって偉そうなことは言えません。欧米の専門書を読んでもチンプンカンプンです。そうして居直るわけではありませんが代替・補完医療のセラピストが医療にすり寄る姿勢をあまり好ましいものと思っていません。

カニはその甲羅に似せて穴を掘る、それでいいやないの。

私の本棚には分不相応な書籍が何冊もあります。読んでわからない書籍であっても自分の取り組んでいるテーマに関連のあるものについてはなるたけ買っておくようにしています。

文献は市場にあるうちに買っておかないとほんとに手に入りません。年内までにむりな買物が増えそうです。
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HN:
かなや やすひろ
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性別:
男性
職業:
柔道整復師
自己紹介:
大阪市在住。医療系専門学校で教えるかたわら自宅兼のちっこい治療院でクラニオセイクラルのセッションを行う。好きなこと:講義すること、治療すること、飲むこと。嫌いなこと:お医者さんごっこ
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