眠りについて(授業中は起きておくように)
セッション後、「ものすごく眠くなった。」といわれることがよくあります。もともとクラニオセイクラルは体を副交感神経優位(リラックスモード)へと導く療法なので当然といえば当然なのですが。だから、不眠症でお見えになるクライアントには本当に喜んでいただいてます。
ちょっと数日間、体調がよろしくなかったのですがこういうときはひたすら眠ります。足裏に光線療法を行い、あとは時間の許す限り眠ります。どんな治療を行っても、眠れていなければ効果は半減、あるいはそれ以下にしかなりません。
クライアントにも「眠れていますか?」と伺うことが多いのもそのためです。
セッションで体が楽になってもそれで無理を繰り返せば改善は見込めません。体を使いきってしまう、とかつての恩師がおっしゃっていたのですが変に無理のきく人の方がいったんこじれてしまうと大変です。大体はよくしたものでそこに至るまでに体が無理にでも眠ろうとします。「この間帰ってから、眠たくて眠たくて大変やったんよ。」とおっしゃる方の症状はたいていの場合、よくなってきています。
さて、毎年三月の第一日曜日は柔道整復師試験が行われます。そろそろ受け持ちの学生たちも目の色が変わってき始めているのですが家で遅くまで勉強しているせいか授業中にダウンする子が時折いてます。中には眠るまいと自分のほっぺたを鉛筆で突っついたりしていますが、ひどいときは顔に鉛筆が刺さったまま寝てしまう学生もいて、そこまで俺の授業は眠いか、と悲しくなることもあります。
夜は一定以上の時間眠ること。睡眠時間を削って(たとえば徹夜に近い状態で)勉強していても対して効率は上がりません。それよりは起きて授業を聞いていたほうがよほど効率よく受験勉強ができるのになぁ、と思う私でありました。
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