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大阪市西淀川区にあるクラニオセイクラル専門の整骨院院長のきまぐれ日記

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愚民教育(マスコミ編)

イチローの偉業にケチをつけるつもりはありませんが、皆さんそんなに大リーグお好きですか。

テレビのニュースでも街行く人にマイクを突き付けてインタビューしてましたね。ああいう状況で「そんなことに興味はない」とか「イチロー?誰それ?。」という人はたぶんいないでしょう。いたとしてもニュースの編集の段階でカットされていることと思います。

それよりなにより、テレビの街頭インタビューを受けることなんてめったにないわけですから当然、自分が答えるところを放映してほしいでしょう。

私だってたぶん、「イチロー凄いですねぇ。日本の誇りですよ。」てなことを言った後、インタビュアーに尋ねるでしょう。「これ、何時のニュースで放送されますか?」

当然、インタビューを受ける側は「放映されるような」内容の答えとなることは否めません。要するに質問者に迎合する答えにならないほうが、むしろおかしいでしょう。

さて、もう一度同じ質問です。「皆さんそんなに大リーグお好きですか?」

日本中が熱狂しているのは、マスコミによって作られた熱狂です。たぶん前の選挙でも同じことで「勝ち馬に乗りたい」人々の欲求を巧みに誘導したものと思われます。

なぜ、「医療・健康」というカテゴリーでこんな話題を持ち出すのか?といえばこれほど簡単に世論が操作できる根本にはみんなの脳みそに何らかの細工が必要だからです。意図的にバイアスのかかった情報が染み込みやすい環境、言い換えれば脳みそスカスカの状態にするためには体を歪ませておくのが一番簡単、だからです。

近年の生活環境はすべてが日本人の心身を歪ませて、能力を低下させる方向へシフトしています。これが私の気に食わないからです。本来「脳みそスカスカ」というカテゴリをもう一つ作るべきなのでしょうが。

マスコミによって情報にバイアスがかかっている例を一つ。

イチローが「9年連続200安打」という「偉業」を成し遂げたその試合で彼の所属するマリナーズは勝ちました?負けました?そのことに触れているマスコミ報道をご覧になりました?

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新聞記事に「頭蓋骨にゆがみ」

外傷性脳挫傷(TBI)という傷病があります。頭をぶつけることにより脳が衝撃を受けて記憶障害やめまい、頭痛、集中力の低下を起こすものです。イランやアフガンから帰還した米兵にこれらの症状がみられることから原因について研究が進められていました。

その結果、至近距離から爆風を受けることにより衝撃が頭蓋骨をゆがませて、これが頭蓋の内圧に変化をもたらし、TBIを発症させる、というメカニズムが明らかになりました。

ヘルメットや装甲車などの装備が改善されることにより爆弾による死傷者は減少している、といいます。ただ、爆弾による衝撃波はハイテク装備によっても防ぎようがなく、結果として帰還兵に前期の症状に悩む人が増加している、ということになっているようです。

何にせよ死傷者が減るのはよいことですし、そもそも戦争などあってはならないことです。

ただ、私としてはこの研究結果を報じた新聞の見出しに目を奪われました。
「爆風で頭蓋骨にゆがみ」

従来の医学では頭蓋骨は一個のヘルメットのような骨になっており、ゆがみが生じることはありえないという認識であったはずです。これは頭蓋オステオパシー発祥の地、アメリカにあっても同じことです。

つまり、全く発想の違う学者の研究でも「頭蓋骨のゆがみによる頭蓋内圧の変化が様々な症状の原因になる」という結論が出たことになります。

クラニオセイクラルの理論が正しいことが証明された、というよりTBIの症状に悩む人にクラニオセイクラルはお役に立てないものか、と思ってしまう私でありました。

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肩こりはストレスが原因?

まあ良く聞く話ですよね。だから肩こりを解消するためにはストレスを解消すればいいわけです。

そのためには大声を出せばいいんだそうで、カラオケなんか最適である、とヤフーのニュースに出てました。
カラオケでなくとも大きな声を出すのはストレス解消になるそうです。

でも、街中で何もないのにで大きな声を出すのはアブナイですよね。

幸いにも私は学校の先生でありますので、週に何回かはでっかい声で講義をしています。肩こりとは無縁の生活を送っているか、と言うとそうでもありません。

カラオケも好きじゃないしなぁ。
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しゃっくりを止める(一時呼吸と二次呼吸)

これはうちの症例ではないのですが「しゃっくりが止まらない」という患者さんの頭を触っていたら大きなげっぷが出て、それからぴたりと止まったそうです。

患者さんの主訴がしゃっくりというのもあんまり聞かない話なのですが、それだけ苦しい思いをしておられたのでしょう。とにかく止まってよかったです。

よく知られるようにしゃっくりは横隔膜のけいれんです。横隔膜が上がったり下がったりすることによって胸郭の内圧が変化し、肺でガス交換が起きます。これが一般的に言われる呼吸です。

それとは別に、脳脊髄液の循環リズムのことを「第一次呼吸」とよびます。これに対して肺呼吸を第二次呼吸と呼びます。

この一次呼吸、二次呼吸という概念はクラニオセイクラルというかオステオパシー独特の概念で一般の世界では通じません。

一次呼吸と肺呼吸を混同しているセラピストは割に多いですが両者は意味するところもリズムも全く異なります。今回の症例では一次呼吸を調整することにより二次呼吸が改善した、というお話でした。
 
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木から落ちてもセラピスト

選挙ネタはちょっと時期遅れの感があるのですが。今日テレビを見ていると議員会館から落選した「元議員」さんたちが引っ越しをしている様子が流れていました。「猿は木から落ちても猿だが議員さんは選挙に落ちるとただの人」とはよく言われる話です。

結局のところ有権者の支持を得られなかったのは誰のせいでもないわけで、何とかチルドレンが国会から総退場しようともそれは仕方のないことでしょう。

気の毒なのは秘書の方々で、議員さんが落選するとこちらも自動的に失業と相成ります。

見ていて唐突に思ったのですが、我が柔道整復業界で、もしも(ではなくなりつつありますが)健康保険の取り扱いがなくなれば整骨院に患者さんは来てくれるでしょうか。柔道整復師はそれでも治療を続けるでしょうか。

単に安上がりだから患者さんは整骨院に来るのか。保険が使えて儲かりそうだから柔道整復師になったのか。

選挙に落ちた途端に世間から手のひらを返された元センセイたちを見ているとうだうだといろんなことを考えてしまいます。

保険を使えなくなっても柔道整復師は柔道整復師なんやで。
 
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プロフィール
HN:
かなや やすひろ
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性別:
男性
職業:
柔道整復師
自己紹介:
大阪市在住。医療系専門学校で教えるかたわら自宅兼のちっこい治療院でクラニオセイクラルのセッションを行う。好きなこと:講義すること、治療すること、飲むこと。嫌いなこと:お医者さんごっこ
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