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大阪市西淀川区にあるクラニオセイクラル専門の整骨院院長のきまぐれ日記

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今度は世界最大のカミキリムシ

タイタンオオウスバカミキリ

世界最大のカミキリムシ、オバケウスバカミキリです。体長14センチ。南米各地に産し、この標本は仏領ギアナ産。

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解散当日新聞休刊

あす、衆議院が解散されます。ところが驚くべきことに新聞は「休刊日」なのです。以前から予定されていた休刊日であることは重々承知の上で言うならば新聞社には「売りたい新聞」はあっても「伝えたいニュース」はないのでしょう。「新聞休みだったらテレビでニュース見ればいいやん」

どこの業界でもおんなじことなのでしょう。柔道整復師も別に患者さんを治したいわけではなく単に健康保険の点数が稼げればそれでいいのでしょう。「うちはマッサージ専門なので捻挫の患者さんは整形外科へ行ってください。」

どんな職業でもプロとして生きるためにはそれなりの覚悟が必要だと思います。私が無資格のセラピストに対して批判的なのも、人の体に触る覚悟に欠ける人が多いからです。(私のこのような考えを承知の上でお付き合いいただいている無資格のセラピストもおられます)

法律的に細かいことを言ってしまうと資格の有無を問わずにセラピストはヒトの病気を「治す」ことはできません。セラピストにできるのは「施術」することだけです。その結果、病気が「治る」というのが法解釈としては正しいことになります。

しかし、です。「治す」覚悟を持たずして人の体に触ってはならない。私は強くそう思います。一般の病院や診療所で治らない患者さんがそれこそ藁にもすがる思いで来てくださるのが代替・補完医療ではないですか。

反対にクライアントの側にそこまでの期待がないのであれば、言い換えれば「ワンコインで受けられるリラクゼーション」くらいの意識しかないのであれば健康保険の取り扱いを返上するべきでしょう。

かつては「柔道整復師の施術だから保険の対象」だったものが「保険が使えるから柔道整復師」になってしまいました。保険が使えなくなってセラピストとしての覚悟が定まるのならそれもまたよし、なのでしょうか。



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エントロピー(ほっておくと体はゆがむ?)

ちょっと前に読んだ帯津良一先生の「ホリスティック医学入門」に「西洋医学がエネルギーの医学なのに対して、東洋医学はエントロピーの医学」というくだりがあります。

エントロピーという言葉、耳にするのは初めてではなかったのですが何のことやら知りませんでした。世の中の物事は手を加えないとだんだんと秩序が乱れる、これをエントロピーが増大している、というのだそうです。

部屋をほったらかしにしているとだんだん散らかってくる。書棚も気がつくと本があっちこっちしている。資料がいつの間にやら山積みになってくる・・・・。こういう状態をエントロピーが増大している、というのだそうです。

人の体も同じことでほっておけば老廃物はたまり、細胞は老化して秩序はなくなり病気をしやすくなる。悪い所にエネルギーを送って病気をやっつけるのが西洋医学なら、体の秩序を整えて、病気が治りやすい環境を整えるのが東洋医学だ、というのが帯津先生の言わんとされるところだと思います。

体のゆがみ、という観点からこれをみるとどうか。以前書きましたように地球は回転していますから、その上で生活している生物は当然その影響を受けている。具体的にいえば左右対称の生物はありえない、ということになります。すべての生けとし生けるものは地球の自転に合わせて体をゆがませつつ生きていることになります。

内緒話をしますと人の体のゆがみ(といっていいものかどうか)には大まかな傾向があります。うつ伏せになって寝てみると、たいていの人は右足が短い。腰の悪い人の骨盤がゆがんでいるとはよく言われているのですが本当のところは健康な人の骨盤だって左右対称じゃあないのですよ。たぶん利き手なんてのも地球の自転との関係で説明可能なのでしょう。

手技療法に限らず代替補完療法というのは、人間の運動器系にアプローチしてゆがみを修正するものだというくくり方をできると思うのですが、それは体を左右対称にすることを目的としていないように思います。テーブルの上で左右対称に整えられた人の体は立ち上がった途端に地球の自転の影響を受け始めます。

せっかく治療したのにまたゆがんでしまった、というのではなくむしろ地球に自転とシンクロするように流れて動いてゆくことが本来の体の機能ではないか。その流れを阻害しているもの(ストレスや外傷によるイレギュラーなゆがみ)をリセットするためにこそ手技療法はあるのではないか。

エントロピーの増大、というのは結局ゆがみがひどくなることではなく、流れが妨げられることなのでしょう。

書棚のほうは読んだ本を元あったところに戻せばいいだけの話なのですが。

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アクテオンオオカブトムシ(猿がビビる?)




世界最長のカブトムシが前回紹介したヘラクレスオオカブトならこちらは世界で一番重いカブトムシです。
この標本はペルー産で体長12・5センチ。横幅はヘラクレスを軽くしのぎます。この虫がジャングルを歩いていると猿が恐れをなして道をあけるというのですが本当でしょうか。 にほんブログ村 健康ブログへ
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噛まないと脳みそふにゃんふにゃん(愚民教育 食物編)

クラニオセイクラルには顎関節に対する手技があります。(顎関節の加圧と減圧)

どちらももちろん顎の障害に対して優れた効果を発揮します。たとえば口が開けにくい、とか開けた時に雑音がする、といったケースではうまくいくとその場で症状が軽快することもあります。

ただし、この手技は顎関節の障害に対してのみ有効なのではありません。

顎の骨(下顎骨といいます)を矯正することにより頭蓋骨のほかの骨にも影響が及びます。下顎骨をてこにして脳脊髄液の循環を促すこともできます。そうやって頭蓋骨や全身を整えてゆくのがクラニオセイクラルの手技です。

ですから反対に歯が痛かったり、歯の治療を受けている最中で物の噛み方がおかしいと全身のバランスが狂ってきます。原因不明の首や腰の痛みの発端が「片噛み」だったりすることはよくあります。

「最近、虫歯の治療しました?」と治療中におたずねするのは顎が左右でアンバランスな時です。

さて、顎関節のバランスが全身に影響をもたらすのなら「噛む」という動作そのものも全身に影響を及ぼします。顎の矯正が頭蓋骨や全身に影響を及ぼす、と書きました。それなら噛む力が不十分であっても全身に好ましからざる影響が及ぶのは当然のことです。

かつてローマ帝国(ほかの国だったかもしれません)は兵士にノルマを課してパンを食べさせていたといいます。なんとなれば当時のパンはとても固くこれを咀嚼することで顎を鍛えたのだそうです。

子供のころにこの話を何かで読んで「顎を鍛えてどうするんやろ?」と思っていましたが今ならば合点がいきます。顎を鍛えることは心身の鍛錬になるのだ、とローマの昔から知っている人は知っていたのです。

さてそれを知ってか知らずかニッポンでは噛みごたえのある食品は敬遠され、口当たりのいい食品ばかりが食卓に上るようになって久しいです。

かつて手抜き料理の代表といわれたオカアサンヤスメ(オムレツ、カレーライス、サンドイッチ、焼きそば、スパゲッティ、目玉焼きの頭文字を並べたもの)にしても簡単にできる、というほかにどれも柔らかいですよね。オカアサンはこれらをさえ作らなくなり今ではコンビニで売られています。

だれかが何らかの意図をもってこのような嗜好を日本人に植え付けたのであれば、その意図は見事に成功しているのでしょう。

そして現在大ヒット中のチューインガム。「ガムを噛んでいると顎がだるくなる。」という若者のニーズにこたえたものなのだそうですがそんなこと言ってる若者を見たことあります?

それでも「フニャンフニャン」のコマーシャルソングとともにガムを噛む時すら顎を使わない若者が増殖していくのでしょう。



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プロフィール
HN:
かなや やすひろ
HP:
性別:
男性
職業:
柔道整復師
自己紹介:
大阪市在住。医療系専門学校で教えるかたわら自宅兼のちっこい治療院でクラニオセイクラルのセッションを行う。好きなこと:講義すること、治療すること、飲むこと。嫌いなこと:お医者さんごっこ
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