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大阪市西淀川区にあるクラニオセイクラル専門の整骨院院長のきまぐれ日記

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爪もみカバさん

爪もみカバさん

「爪もみ」という健康法をご存知でしょうか。これは爪の生え際を刺激することで自律神経のバランスを整える、というものです。TOMOがこれで花粉症を改善した話は以前に書きました。
この爪も身を簡単にできるマスコットを紹介します。名前は爪もみカバさん。指先を口に入れると爪の両サイドのつぼを刺激することができて便利です。
お問い合わせはカバさん本舗まで。

カバさん本舗
〒730-0847
広島市中区舟入南3-4-1-1103   電話082-299-5499


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ヘラクレスオオカブト(世界最大のカブトムシ)

ヘラクレスオオカブトムシ


ご存知世界最大のカブトムシです。この標本は南米北部に分布する亜種リッキー。体長は16センチあります。
世界記録は18センチを超えるそうです。すごいね。 にほんブログ村 健康ブログへ
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学問のすすめ(学の構築について)


最近、柔道整復師業界では「柔道整復学の構築」ということを熱心に推進しておられます。要するに柔道整復学という学問体系をこしらえましょう、ということです。おおよそどんな業界であっても学ぶ姿勢は大切であります。しかしながら、です。柔道整復師の「学」のありかたについて私は大いに懐疑的です。

ぶっちゃけた言い方をすれば東洋医学やカイロプラクティックのような哲学をもたない柔道整復に(何でもかんでも捻挫、というのは哲学とはちと違うようですナ)独自の学問体系が成立するのか、ということです。

基礎関係(解剖や生理)の研究に柔道整復師が携わることを否定はしませんが、これも基礎医学の分野に柔道整復師が参入しているだけの話であって柔道整復師の「学」の在り方とは少し違うように思います。

本来、柔道整復師は技術職でありますからもし柔道整復に「学」が存在するのならそれはまず真っ先に古来から伝えられた伝統の手技の保存、整理であるべきです。

ところがたとえば江戸時代に存在した整骨技法を現在、臨床の場で用いている柔道整復師は皆無、ではないのかもしれませんが少なくとも私はその例を知りません。

「骨折や脱臼の処置ができてこそ柔道整復師」とはよく言われますがそういうことをおっしゃる先生の手技はとみればおそらくはいわゆる西洋医学の流れを汲むもの、もっとはっきり言えばかなり旧式の整復法でありましょう。要するにコッヘル法やミルヒ法で仮に何百何千例の肩関節脱臼を整復したところでそれは西洋医学の欄外にかろうじて記載されるくらいのものにすぎません。

それならば柔道整復学とはどうあるべきなのか。

現在、柔道整復師が行っている業務の記載保存に尽きるでしょう。どういう症例にどういう処置をしたらどんな結果になったのか。これを地道に記録していくことが今のところ柔道整復師にできる唯一の「学」でありましょう。

一人ひとりの治療法が大きく異なるうえに対照群を持たない柔道整復の臨床でそのようなデータ収集は役に立たないように思っていました。ところが医療系の大学で教鞭をとっている知人の話ではそうでもないようなのです。

たとえば急性の腰痛症に対して手技療法を行った結果有効であったもの、といった具合にデータの集約が可能なのだそうです。もちろんそのためには記載は正確でなければならず、何でもかんでも急性外傷ではどれだけデータを集めても何の役にも立ちはしません。

とりあえず学の構築を言うのならばまずそこから始めるしかありません。柔道整復師の施術が世の中にとってどれだけ有用であるかということをアピールするために「学」を言うのならまずは正確なデータを集めるべきです。その前に世間に有用な施術を行うことが大前提になるのはもちろんですけれどもね。

健康保険が使えて安上がりのマッサージ、というのも有用には違いないのでしょうが。


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ロコモティブシンドローム(恥ずかしながら知りませんでした)

ロコモティブシンドロームとは「運動器の障害のために要介護となる危険の高い状態」を指します。ロコモの要因としては加齢による筋力、バランスの低下と運動器そのものの疾患です。

筋力やバランスの低下は転倒のリスクを増やし、転倒は骨折の原因となります。足の付け根の骨折(大腿骨頚部骨折)を起こすとそのまま寝たきりになる可能性があります。

一方、加齢により骨がもろくなったり(骨粗鬆症)関節の軟骨が摩耗して痛みが出たり(変形性関節症)するとバランスや筋力が低下します。もちろん高齢者の骨折のベースには骨粗鬆症の存在があります。

従来の医療のように疾患だけを見るのではなく転倒防止のためにバランスを強化する運動療法を行ったり、あるいは骨粗鬆症に対して栄養指導を行ったりするのがロコモ予防のための手段として考えられます。

むしろ東洋医学の本治法(全体療法)に近い概念のように思います。そしてなんで柔道整復師がこの概念に対して知らん顔なのか私は不思議でたまりません。

バランスの改善とか運動指導なんかお手のものでしょうし変形性関節症の痛みにだって対応できるでしょう。

何よりもクライアントを全体で診る、という発想は補完・代替医療のそれです。この概念については柔道整復師も十分に学ぶ必要があるでしょう。

もちろんロコモのアイディアが出てきた背景には「リハビリテーションに代わる商品」というものがあるでしょう。(毒舌が過ぎますかね)もっといえば予防医学のマーケットを意識しようということになりますでしょうか。

でもたぶん、医療はそちらの方向に進んでいくことは間違いありません。

恥ずかしながら私はロコモについて知りませんでした。愛用のサプリメントを買っている会社が送ってくださる雑誌に載っていたので知ったのです。

どうか私が知らなかっただけでありますように。

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ホリスティック医学

私はこの言葉が大嫌いでした。私の知る限りではホリスティックという言葉を使いたがる臨床家にロクな人間がいないせいもあったでしょう。ちょうど「ロハス」という単語の賢しらさが癇に障るのと同じ感覚をこの言葉に対して感じていました。

ところが本家本元の帯津良一医師の「ホリスティック医学入門」を読んで考えは一変しました。

これはがん治療に関する本で、私の現在の仕事とは直接の関係はありません。しかしいわゆる西洋医学と補完・代替医療の併用など考え方が柔軟で、とかく摩擦のありがちな両者をうまく使い分ける方法を提案しておられます。

それから帯津医師は、患者さんに何か「気功」を実践するように勧めておられます。

ちょっと引用しますと「気功というのは姿勢を整え、呼吸を整え、心を整えるという三要素さえあればどんなやり方でもいい」のだそうでそれならクラニオセイクラルだって立派な気功です。

特に静止点(スティルポイント)といって脳精髄液が循環を一時的に停止している状態ではクライアントは「無」を感じられるのだそうです。瞑想中の感覚とも似ているそうです。

民間療法を否定もせず、盲信もせず、クライアントの「場」を高めるためにあらゆる手段を併用してゆくという考えは至極もっともなもので、これまでホリスティック医療に対して抱いていた誤解を改めることができました。

ただ、ホリスティック医療の「医療」にすり寄る有象無象がキライなのは元のままですけれど。

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HN:
かなや やすひろ
HP:
性別:
男性
職業:
柔道整復師
自己紹介:
大阪市在住。医療系専門学校で教えるかたわら自宅兼のちっこい治療院でクラニオセイクラルのセッションを行う。好きなこと:講義すること、治療すること、飲むこと。嫌いなこと:お医者さんごっこ
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