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大阪市西淀川区にあるクラニオセイクラル専門の整骨院院長のきまぐれ日記

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第17回柔道整復師試験‘超’直前セミナーのお知らせ

17回柔道整復師試験
‘超’直前セミナー

国家試験まで残り時間が少なくなってきました。みなさん最後の追い込みに余念のないことと思います。
さて、試験の直前ともなると何とはなく不安になってくるものです。学校の授業も終わってしまい自分で過去の国家試験の問題を解いてみたりするのだけれど何か不安。それなら試験直前にもう一度重要項目を再確認してみませんか。一日かけて解剖・生理学と柔道整復理論の「ここは絶対に押さえておかなければ」というポイントを再確認できるセミナーを企画しました。国家試験指導に特化した講師がみなさんの不安を解消し合格をより一層確実なものとします。
 
 
日時:平成21年2月25日(水)午前10時から17時(1時間休憩あり)
場所:阪急電車十三駅付近(詳細は申込者に連絡します)
科目:午前 解剖・生理学  午後 柔道整復理論
講師:東 正美   金谷 康弘
受講料:1万5千円(資料等一切含む)ただしアムス校友会ブログを見ての申し込みは1万2千円に割引
     振り込みが確認できた時点で正式な申し込みとします。
定員:16名限定
 
 
さて、受講に心が動いたものの「貴重な1日をつぶしてまで出かけてためにならないセミナーだったらどうしよう。」と迷っておられるあなた。御心配は不要です。主催者および講師はこのセミナーの内容に絶対の自信を持っています。その証拠に本セミナーでは日本初「合格保証」をお付けいたします。もし、本セミナーを受講されて万が一、第17回の柔道整復師国家試験に不合格の場合、受講料を全額返金いたします。(振込手数料はご負担願います。)金銭的なリスクはこれで皆無です。ただし、こういう無茶な企画は大きな会場を借りてはできませんので受講人数は先着16名限定といたします。追加募集は講師のスケジュールの都合上不可能ですのでお早めにお申し込み下さい。
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広告の制限(治療院の看板について)

柔道整復とか鍼灸マッサージなどの治療院では看板や広告などにいろいろな規制がかけられています。もちろん誇大広告などは論外ですしルールには当然従うべきなのですが中には時代にそぐわないものもあります。

たとえば、整骨院などでは普通に見られる「各種保険取り扱い」。あれは柔道整復師法で認められている広告できる事項の中には含まれません。では、どういえばいいのか。「医療保険療養費の支給申請ができる旨(脱臼または骨折の患部の施術に係る申請については医師の同意が必要な旨を明示する場合に限る)」というのが正式に認められた文言です。柔道整復師の保険取り扱いのシステムは一般の医療と異なりますので確かに「各種保険取り扱い」は正確ではないのですがこれでは何のことか一般の人にはわかりませんよね。

院名にしても同じで「整骨院」は使用できないことになっています。使用できるのは「接骨院」「ほねつぎ院」「柔道整復院」の三種類に限られています。ちなみに鍼灸マッサージ関係でよくつかわれる「治療院」という名称も法律的には使用できません。施術所、という名称でなければいかんのだそうです。

実際には「整骨院」「各種保険取り扱い」を看板にあげていても行政からのクレームは来ません。それはそうでしょう「療養費支給申請云々、」という文言で「保険が使える」ことが理解できるとは思えないからです。そんな文言を看板にあげている治療院、いや違った施術所を皆さんご覧になったことがありますでしょうか。

柔道整復や鍼灸マッサージの学校ではこういった法律関係の授業もあります。「関係法規」というのがそれで国家試験ではこの分野からも出題されます。驚いたことに「各種保険取り扱い」も「整骨院」も国家試験では全部Xになります。ペーパーテストと現場がこれほどかい離した科目もないでしょう。逆に私にはそこが面白かったりするのですが。

当院ではどんな看板があがっているかというと全然何にもありません。外観は完全に普通の家です。お向かいに同業があるのですがウチが整骨院なのを知らないんじゃないかな。

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ビリーはどこへ行った

一時期ブームになった「ブートキャンプ」ですが最近はあまりコマーシャルを見ません。近所のジャスコにはまだDVDの在庫があるようですが。その代り似たようなエクササイズのDVDがちょこちょこテレビの深夜放送などで流れています。うたい文句は決まって「全米で人気沸騰!」とか「アメリカ、カナダ、日本で〇〇万人が熱狂!」とかいうものです。「熱狂」している人数と販売されているプログラムの数を掛け合わせてみるとアメリカの人口を超えてしまうのではないか、とさえ思われる勢いです。

さて、AというプログラムとBというプログラムの間にそれほどの差があるのか?というと正直?でありましょう。テレビで見る限りどれも大同小異で腰を回旋させる運動を主体にしているようです。そういう動きを続けてさえいればいずれはお腹もへこむでしょう。続ければ、ね。

世の中にスポーツの種類は多数ありますが一定以上のレベルに達した人でお腹のでっぱっている人はいません。要はどんな運動であれ、継続して行えば人の身体はシェイプアップされるものなのでしょう。別にアメリカで絶賛されている(?)プログラムでなくても同じことだと思います。(もちろん種目によって筋肉の付き方は変わるでしょうが)ダイエットに成功する秘訣は「どんな」運動をするかよりも「継続できる」運動を見つけることに尽きるのでしょう。

世間では健康雑誌が何種類も月刊で出されています。それどころか毎日日替わりで健康法を紹介しているテレビ番組もあります。「そんなにたくさんやせる方法があるものか。」、と笑うよりその中からずっと続けられる運動(健康食品でも)を見つけましょう。私は十日ほど前から「お腹ペタンコ体操」というのをインターネットのサイトで見つけて朝夕実行しています。 にほんブログ村 健康ブログへ

ゴムバンド

柔道整復の学校で教え始めて今年で確か十年目になります。教え始めたころは私より年長の学生もたくさんいたのですが最近はそれほどみなくなりました。「業界の平均年齢が下がってきているのかな?」と思っていたのですが考えてみれば私が年をとっただけなのでした。

私が柔道整復の資格を取りに専門学校へ入学したのが二十六歳の時でした。大体クラスの平均年齢がそのくらいだったのですが実際には高校卒業したてのクラスメートも多かったですし、彼らの親くらいの年齢のクラスメートもそのくらいいました。

昔は定年後の仕事として治療師を目指す人も多かったのです。

さて、時々なのですが年配の学生に「この年で臨床家としてやっていけるでしょうか?」という相談を受けます。もちろん大丈夫。それまでの人生が治療師としてのキャリアに必ず役立ちます。中には後世に残る仕事をする方もおられます。

骨盤に巻くゴムのバンドをご存知でしょうか?今ではいろいろなメーカーが作っていますが元は一人の治療家が考案したものなのです。その先生は五十代の半ばで指圧の専門学校に入りそれから八十代で亡くなるまで治療家として活躍されました。従来動かないとされていた骨盤(仙腸関節)のゆがみに着目して、独自の治療法を考案されました。また、自分でできる治療法として骨盤をゴムバンドで巻いて運動する方法も考えられました。どんな症状に効果的かというと腰痛、坐骨神経痛、生理痛など骨盤と関係の深そうな疾患から頭痛や近視(小学校で実際にデータを採って調べたそうです。)など応用範囲は広いです。クラニオセイクラルの原理とも通ずるところがありますので当院でもホームケアとして時々クライアントにお教えしています。

方法はいたって簡単。腰の骨の出っ張ったところ(上前腸骨棘)のすぐ下をゴムのバンド(市販のものでもいいけれど女性用のストッキングの伝線したものをとっておいて使えばタダです。)でややきつめに巻きます。そのままフラフープの要領で腰を大きく回してゆきます。右回り、左回りそれぞれ朝夕三十回づつ。腰回し運動をしないときでもゴムバンドは巻いたままにしておくと効果は高いです。(就寝時には外してください)

ゴムバンドを使った治療は広く普及して、考案者の先生は治療師としても大成功を収められました。そして何より、どれほど多くの腰痛その他の患者さんがゴムバンドのおかげで助かっているでしょうか。
 

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一大事(医療機関と治療院)

肋骨骨折、というのは整骨院でも普通に扱う傷病です。クラニオセイクラル専業になるまでは私も時々診る機会がありました。

「昨日酔っ払って転んだ時に脇腹をぶつけてからどうも痛い。」という患者さんが来ます。「息を吸ったり吐いたりすると痛い。」という訴えのときもあります。胸を前後から圧迫しても左右から圧迫しても肋骨の同じ場所が痛ければこの骨折を疑います。一本だけ露骨が折れているだけならばバストバンドという幅の広い布製の帯を巻きます。それで呼吸してみて痛みがなければその時点で近所の医院へいってレントゲン検査していただきます。整骨院で取り扱える範囲の骨折かどうか必ず医師の診断を仰がねばなりません。

大抵(というか肋骨骨折では私の経験した例では全例)そのまま当院で診させていただくことになります。肋骨はかご状になっているので一本だけ折れていても問題なくくっつきます。当院で治療するといっても、そのまま固定しておくだけなのですが。

そんなわけで肋骨骨折というのは比較的神経を使わずに取り組める骨折だったわけです。

ところが救急の現場で肋骨骨折というとずいぶん話が変わってきます。例えば交通事故で胸をハンドルで強打したときなど肋骨がまとめて何本も折れます。こうなると呼吸が障害されます。場合によっては肺が傷ついて空気が皮下に漏れてくることもあります。肋骨骨折は命にかかわる骨折、であるわけです。

だから同じ名前の付いた骨折でもケースによって随分と印象が違います。「肋骨骨折」という単語の響きは救急現場や大病院と、街のクリニックや(一緒にしては失礼かもしれませんが)整骨院では違ってくるでしょう。
なぜか、と言えば医療はまず命を守るためのものであるからです。

逆のパターンもあります。病院では「何ともありません。」と言われたのに痛みがある。どこの病院へ行っても同じことしか言われない。「異常ありません。」あんまり痛みを訴えると「しつこい」と怒られたりすることもあるのだそうです。(最近は病医院もキビシイ状況ですから気味悪いくらい優しいところの方が多いですかね)

これは医師が薄情なのでも痛みの原因が判っていないためでもありません。医療で問題となるのは「命にかかわる病気であるかどうか」です。「何ともありません」というのも「命にかかわる疾患ではありません」という意味だと考えれば合点が行くでしょう。

ひるがえって治療院です。整骨院をはじめとする治療院は「命にかかわる」病気を治すところではありません。むしろそのような疾患が疑われる場合、適切な医療機関を受診するように勧めることが義務です。それなら治療院の仕事は何か、と言えば「クライアントに機嫌よく過ごしてもらう」ことだと考えます。命には関わらないけれど不快な症状を治したり、病気そのものは治らなくともつらさを軽減したり、あるいは単にセッションの間嫌なことも辛いことも忘れてリラックスするだけでも十分に治療師の存在価値はあると思います。

医療を標榜される治療師は多いです。でも、もしそれが医師を頂点とするヒエラルキーの中での場所取り競争に汲々とすることならばつまらない職業ですよね。 にほんブログ村 健康ブログへ
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プロフィール
HN:
かなや やすひろ
HP:
性別:
男性
職業:
柔道整復師
自己紹介:
大阪市在住。医療系専門学校で教えるかたわら自宅兼のちっこい治療院でクラニオセイクラルのセッションを行う。好きなこと:講義すること、治療すること、飲むこと。嫌いなこと:お医者さんごっこ
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