のうだま(眉間の話)
上大岡トメさんと池谷裕二さんの共著、「のうだま やる気の秘密」お読みになりましたでしょうか?いわゆる脳科学の本の中では異色で、わかりやすいうえに実用性が高いです。簡単に言ってしまえば「やる気を出すためには脳の中にある淡蒼球を刺激すればよい。」ということで、どうすれば淡蒼球を刺激できるか(やる気を持続できるか)について具体的な方法が書かれています。
これは飽き性の私にとっては衝撃的でしたね。なんせ十年以上まともに続いているのは仕事と(それでも治療院は今までに二回引っ越しています。)趣味(昆虫標本のコレクション)くらいのものですから。
淡蒼球を活性化させるための方法については同書にわかりやすく書かれています。これは非常に効果的で現にこうやってブログだってほぼ毎日更新しています。ダイエットも今度こそ続く、でしょう。
さて、この淡蒼球の位置ですがちょうど眉間の奥あたりになります。眉間の骨を篩骨(しこつ、ラテン語でザイゴマ)といいます。鼻に問題のある人はこの骨に動きをつけると症状が緩和します。それだけではなく心理的な問題にもこの骨は関わっているようなのです。実際、この骨を矯正して原因不明のイライラ感が軽快した例があります。
さらにトレパネーション、というのがあります。眉間の骨に穴を開けると脳への血流が増大してハッピーな気分になれるのだそうです。それだけではなく能力もアップする、という話もあります。なんだか怪しい話ですが(しかも危険も伴いそうですが)アメリカでは熱狂的な支持者がいたりするそうです。
なんとなく眉間が気になり始めた今日この頃です。

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