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ちょっとキャンセルが続いたものでたまっていた事務仕事を片付けようと思ったのですが、どっこいこんな時は身近なところに患者さんができます。
まずはTOMOが「朝から頭が痛い。」と言います。熱はないし風邪ではないようです。足の裏と両膝を光線治療器で温めました。それから頭蓋骨を軽くストレッチすると「ずいぶん楽になった。」
今度は夕方になって帰ってきた長男が「ひざとふくらはぎが痛い。」と言います。武道系のクラブに入っているのですがふくらはぎは組み手の相手に足払いをかけられた際に傷めたようです。逆に相手にひざ蹴りをしたときに自分の膝を傷めたようで、こちらはちょっと腫れています。そんな無茶な蹴りはするなよ。
これも患部を光線治療器で温め(普通、けがの急性期には温めてはいけない、というのですが光線治療を行うと腫れが早く引きます。)膝を少し矯正。膝には湿布して包帯。ふくらはぎはテーピングしてその上から湿布。処置後、歩かせてみると痛みは改善しているようなので一安心。
こういうとき、まあ、一揃いの器具や薬品、包帯なんかがそろっていて便利なのですが考えてみればうちは「整骨院」なのだから当たり前ですよね。クラニオセイクラルの患者さんしかお見えになりませんので急性のけがを診るのは長男くらいですけれど。ところが最近の整骨院では湿布や包帯などの衛生材料を置いていないところも多いらしいです。「足をくじいた。」と言って来院した患者さんを「整形外科へ行ってください。」と言って追い返すところまであるそうです。保険の取り扱いをしている整骨院であるにもかかわらず、ですよ。整骨院で保険の対象になるのは骨折、脱臼、打撲、ねん挫、挫傷だけの筈なのだけれど不思議な話であったりします。もちろんうちでは保険の取り扱いはありません。
外傷を診るつもりはなくてもけがの処置はできるようにしておいた方がいいよ。御侍さんの刀みたいなもんやな。尊敬する大先輩のお言葉です。