石を投げればⅡ(呼び込みはみっともない)
先週の土曜日に歩いた此花の商店街を、今度は木曜日の朝に歩きました。
平日の朝はさらに賑やかで高齢者がたくさんあるいておられました。
さて、やっぱり気になるのは商店街にたくさんあった整骨院の繁盛ぶりです。確認できた五軒のうち二軒は表からは確認不能でした。ちょっと前までは表をガラス張りにして来院者が多いことを誇示する院が多かったものでしたが。
一軒はお休み。一軒はぼちぼちの入りでしたが注目すべきは一軒の整骨院。なんと表で白衣を着た若者がチラシを配りながら客引き(?)を行っていたのです。
イヤ、それはアカンやろう。呼び込みが一般の広報活動と決定的に違うのは「必要な人に認知してもらう」ための行為ではないことです。道行く人に「施術を受けませんか」と勧誘することはリラクゼーションやら風俗(!)では許されることであっても健康保険を使った施術でやることではないでしょう。
柔道整復師が投稿する掲示板で読んだのですが、大阪の他の町でも呼び込みをやっているところはあるようで、ワンコインで30分、しっかり揉みます、みたいなことを言っているところがあるのだそうです。
呼び込みをさせられているのはたぶん養成学校の学生なわけで「整骨院とはこういうところだ」とか「攻めの経営をやらないと生き残っていけない」とか誤った考えをすりこまれるのが恐ろしいです。
保険を取り扱う責任を感じることのできない人間は業界にはいてほしくないですね。
あ、でもこんなことやってたら柔道整復師の保険取り扱いはなくなってしまうのだからべつにかまわないのかな。
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