トウガラシとニンニクがインフルエンザに有効
ニュースによるとトウガラシとニンニクにインフルエンザの予防効果があるとかで、中国では両者の価格が暴騰している由です。
これは一般の国民というよりはむしろ投機筋の話題のようで、巨額のマネーが動いているそうです。
でも、これよりはるか以前、新型インフルエンザが流行し始めたころに似たようなニュースは流れていました。
それは「キムチに新型インフルエンザの予防効果がある」という話で韓国では新型インフルエンザの患者がほとんどいない、のだそうです。
事実ならばすごいことで、一時我が家ではキムチを野菜サラダのごとき勢いで食べていました。でも、そのようなニュースが流れてもキムチは暴騰などせず品薄にもなりませんでした。
よその家ではキムチを食べなかった?そんなことはないでしょう。好きな人は好きですし、近所のスーパーでもキムチは豊富に並んでいます。
それならなぜ?と言えばキムチは先物取引の対象にならないからでしょう。
要するにニンニクとトウガラシがインフルエンザに有効である、という我々にとってはなはだ有益な情報は(ホントの話ならば、ですけれども)検証されることなくマネーの話にすり替わっていった、ということです。
ということは現在「品薄」の新型インフルエンザのワクチンも単にマネーの問題として考えたほうがよいのかもしれません。
もうちょっとすると国外からのワクチンが大量に輸入されるのでしょう。そのときに接種をしない人が「非国民」のごとく言われる日が来ませんように。
明日も寒いそうだから晩はキムチ鍋にしようかな。
PR