レースの骨盤ベルト
骨盤ベルトというのをご存知でしょうか。骨盤をゴムでできた弾力性のベルトで巻いてフラフープのように腰を回す運動をすると骨盤のゆがみが改善して腰痛その他の症状が治る、というものです。
時折このブログでも話題にする自然良能会の五味雅吉先生が考案されたもので、現在ではあっちこっちの会社から類似の製品が発売されています。
また、ゴムバンドを使った治療法そのものをあたかも自分が考案したものの如くに発表する医師や治療師が後を絶ちません。
まあ、それだけゴムバンド療法が優れているとの証明でもありましょう。実際家庭療法としても安価で簡単にできなおかつクラニオセイクラルの見地から見ても大変に優れた療法だと思います。
さて、生協のチラシに時たま興味深い健康器具が載っているのですがレースの骨盤ベルトというものが掲載されていました。
ゴムバンド療法の難点を強いてあげるとすれば見た目が良くないことでありましょう。生ゴムのバンドを巻きつけている姿は巨大な昆布巻きのように見えなくもない。特に夏場は薄着ですから目立つしそのうえ暑い。
あまり夏向きの治療法ではないように思います。
その点、レースであれば見た目にも違和感がないし涼しげです。最近は治療法もファッショナブルでないといけないのでしょう。
そういえばテーピングでも赤や青などの鮮やかな色彩のものが以前から販売されています。赤には興奮作用、青には鎮静作用があって慢性期と急性期で使い分けるという説明を聞いたこともありますが見た目の華やかさも大きな魅力であるに違いありません。
テーピングと言えばずっと以前の話。試合前日の高校生に当時流行の網目状のテーピングをしたのですが炎天下で試合している間にそこだけ日焼けしないで網目の跡が残ってしまったことがありました。
しばらく網目模様は残り、彼女には「網焼きカルピ」というあだ名がついてしまいました。ゴメン。
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