キャンドルアーチストって何すんの?
ヒロスエの再婚相手の職業が「キャンドルアーチスト」というのを聞いて結構多くの人が抱いた感想ではないでしょうか。
あっちこっちでキャンドルに火をつけて世界平和を祈るーやっていることは理解できるのですがそれが職業になるのか。もっと言えばそれでどうやって利益を出すのか、というのが私にはよくわかりません。
アーチストというか芸術家を目指していた同級生というのは高校時代も大学時代もいました。残念ながら私の知る限りではみんな芽は出ませんでしたがみんな芸術活動と同時に口を糊する職業を持っていました。
コンビニの店員さんをしている演劇青年とか、新聞記者をしながら小説を書いている作家の卵とか。いずれにしてもかれらが「もし」売れていれば彼らの演技なり小説なりは「商品」として成立していた筈です。それらの作品を様々な形で私たちは購入しているわけで、創作活動を職業にするとはそういうことでありましょう。
もっとぶっちゃけた言い方をすればキャンドルアートではなく「平和活動」というものが職業として成立していることに(成立していれば、ですが)ワタシは言いようのないアヤシサを感じてしまうのです。
「平和」という言葉にはだれも反論できません。自分は平和に貢献している、という快さを商品としている人たちを私はどうしても好きになれません。まあ、私に好かれなくてもヒロスエやらその他のギョーカイ人に支援者が多いのだからいいんでしょうけれど。
流行のエコの類と同じようなもんなのでしょうか。コンサルタントの書いた本を読んでいると出てくる「ニッチ」(隙間)というものなのでしょうか。
ちなみに柔道整復師、という名称も私が免許をとったころにはほとんど知られていませんでした。「柔道の先生ですか?」というのが一般の人の柔道整復師という言葉に対する反応でした。
人数だけはそれから何倍にも増えました。「柔道整復師」って何する人か知っていますか?と一般の人に尋ねて、さて、どんな答えが返ってくるのでしょうか。
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