クーラー故障(思いがけない言葉)
ムチャクチャ暑いときによりによってクーラー故障するなよ、という話です。
効きが極端に悪くなったので(16度で設定しても28度より下がらない)修理をお願いしました。メーカーの方が来て修理してくださったのですがどこが悪いので効きがよくないのか、それでどういう処置をするのかについて懇切丁寧に説明をしてから修理に取り掛かったのに感心しました。
いわゆるインフォームド・コンセントというやつですね。
医療も施術もクーラーの修理も、おおよそ契約というものはこうやって進められるのでありましょう。クライアントに対してわかり易く説明できる能力が専門職であっても(あるいはあればこそ)必要とされるのでありましょう。
さて、修理に来てくれた方が「お仕事は柔道整復ですか、それともカイロプラクティックですか?」と聞いてこられました。びっくりしましたね。
室内の様子を見れば治療院なのは一目瞭然です。部屋の真ん中にカイロプラクティック用のテーブル(なぜか業界ではベッドと呼ばない)があり、カーボン灯の機械が並んでいる。
但し、一般の方は柔道整復師とあん摩マッサージ指圧師、あるいはカイロプラクティックと整体の区別はつかないことが大半です。すくなくとも業界外の人から「柔道整復師」という言葉を聞くことはほとんどありません。
(マスコミで業界をネガティブに報道するときは柔整師、そうでないときはなぜか接骨医と呼ばれます。どちらも不正確な呼称で私は大嫌いです)
「ワタシは柔道整復師ですけれどもどなたかお知合いにいらっしゃるのですか?」と聞きますと「昔、治療関係の仕事に興味があって色々調べたことがあるんです」
まあ、それだけの話です。前述のような誤った呼称をご存じなかっただけかもしれません。でも、ワタシはなぜか気分がよかったです。
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