初回保険治療の方+10分延長サービス
しばらくご無沙汰しておりました。急ぎの仕事が立て込んだり調べものに時間がかかったり少し風邪気味であったりでさぼり癖がついておりました。
寒さが厳しくなってきたので背広の冬服に袖を通してみると、なんか縮んでるんですよ。特にウエストなんかきつい感じ。
「あー冬服縮んでしもたぁ。」「それはナカミが太ったからと違うの?」ということで梅田まで新しい背広を買いに出かけました。
量販店でよくある「全品半額」とか「2着目1000円」とかいうのにはうんと小さい字で(一部商品を除く)とあります。高級ブランドなどを値下げの対象にしないだけではなく大概の場合私の着るような「ちょっと大きめのサイズ」も値引きの対象にはなっていません。
そんなわけで私の場合、量販店で背広を買うありがたみがありません。ビジネス街にあるイージーオーダーの背広でもそんなに値段は変わりませんので最近はもっぱらこちらを利用しています。
帰りに大阪駅前ビルの地下を歩きますともういたるところにリラクゼーション(クイックマッサージ)の店ができています。
理由は簡単で設備投資が不要で利益率が高いこと。元手いらずの仕事を揶揄するのに「坊主丸儲け」というのと同じ意味に「按摩つかみどり」という言葉があると、以前このブログでも書いたことがあります。
なおかつ何の資格も持たない人がマッサージ行為を行っていても当局の取締りはありません。だから誰でも気軽に開業できます。有資格者を雇う必要もなく人件費を抑えることができます。
そして何より日本人は手技療法を受けるのがホントに好きです。
だからどの店もそこそこ儲かってはいるのでしょう。
最近の傾向としてオフィス街の整骨院でもリラクゼーションを実費で行っているところが出てきています。健康保険を使っての施術が先行き絶望的な今日、生き残りの手段としては「あり」だと思います。少なくともとってつけたように「骨折・脱臼を整復できてこそ柔道整復師」といった寝言を言うよりははるかに現実的ですし世の中の役にも立つのでしょう。
ただ、どうも「ホントかな?」という疑念が付きまとうのですよ。今日、そういう整骨院の前を通った時院の前にチラシが置いてありました。横っちょのところに「サービス券」と印刷してあって「初回保険治療の方+10分サービス」と書いてありました。大丈夫?
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