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http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/jyuudou/index.html
厚生労働省のホームページです。柔道整復師の療養費の支給対象(保険取り扱いの対象になる傷病)以外は全額自己負担、と明記されています。
ようは歯科医院と同じで保険の使える者と実費扱いのものがある、というごく当たり前の話です。
骨折、脱臼、打撲、捻挫以外の傷病も施術の対象としていいよ(肩こりや腰痛など)、と厚生労働省が自ら言っているのですからこの問題は決着済み、ということでいいですかね。
保険の使える傷病=柔道整復師の「業務範囲」=骨折、脱臼、打撲、捻挫とアタマから思い込んでる業界の人々は(去年学会で発表したときに座長からこの手の質問が出て少しへこみました)まだまだいてるんでしょうけれど。
保険が使えなければ柔道整復なんてどうでもいい、なんて言わないでね。
まず最初に治療院という名称は法律的には正しくありません。国家資格の有無を問わずセラピストは治療はできませんので「施術所」という名称しか使用することを許されてはいません。
さて、昨日アメリカのカイロプラクティック大学を卒業された先生のセミナーを受けてきました。ご自身で考案された低侵襲テクニックを丁寧に解説してくださいました。
その際に「カイロプラクティックと言うと一般の方は骨をボキボキやるところ、という認識しかない。そういう療法を怖がる方にまですそ野を広げていくにはカイロプラクティック以外の名称を使うのもアリでは?」といった意味の話をされました。
驚きましたね。
アメリカのカイロプラクティック大学卒業、と言えば「カイロに非ざれば治療に非ず」みたいなことを仰るのかと思っていたら全然そんなことはない。患者さんのためになるのならあえてカイロプラクティックの名称を使わないという覚悟というか根性ですね。これはすごいと思いました。
私のところは一般の整骨院とは違い健康保険を使っていませんから考えようによっては名称にこだわらず好きなように開業してもいいはずなのですけれどね。(名称以外は好きなように開業していますけれど)
ちなみに整骨院という名称は国家試験では×です。法律にのっとった名称と言えば柔道整復院か接骨院、あるいはほねつぎ院となります。
柔道整復師にこだわりがあるようなないような、中途半端なワタシでありました。
あれだけ大騒ぎした新型インフルエンザですがワクチンが余っているそうです。
新聞記事では国産と輸入分を合わせて一億回分が余っているのだそうです。結局のところは廃棄処分、ということになるらしいです。
ワクチン接種者数が2282万人にとどまった理由として流行の鎮静化と一人二回接種予定が原則一回と変更になった点を新聞は指摘しています。
ただ、それよりなにより「新型インフルエンザ」、それほど毒性が強くなかったのが接種者数が伸びなかった原因でありましょう。予防注射をしなくてもかかって免疫をつけた方がいいように私でも思いましたもん。
「ウイルスが強毒性に変異する恐れ」をマスコミはさんざん報道していましたがシロートの私たちでもそんなもんを信じてはいませんでした。
国産のワクチンが品薄なので海外から輸入することになったのですけれど、このあたりにカラクリがあるようですね。
人伝に聞いた話なのですが日本ではワクチンの製造で利益が出ないような仕組みになっているそうです。海外の製薬会社ではそんなことはないはずで、結局のところワクチンは接種することではなく輸入することに意味があったんじゃないかな。
それが証拠に、と言いますか国産のワクチンですら余ってしまっているという事実があります。品薄、というのがそもそもほんとかどうか疑わしかったりするわけですよ。
そしてワクチンの輸入にかかった費用は1126億円。国産ワクチンの確保にかかった費用は報道(発表?)されていません。
使用期限の過ぎたワクチンは順次廃棄。どっかで利益さえ出ていればお役目は果たしたんでしょうね。