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大阪市西淀川区にあるクラニオセイクラル専門の整骨院院長のきまぐれ日記

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「開運セラピスト」宣言

何かアヤシイものにかぶれたわけではありません。

私はずっと不思議でした。

何が、と言えば占いですよ。人の生年月日や手相などから運勢を占うでしょ?その中に「健康運」とでもいう項目が含まれている。人の健康というのはもちろん運不運に大きな影響を及ぼしますので運命学にそういう項目があることは十分に理解できます。

四柱推命など一般的な占いは陰陽五行という考えに基づいています。この哲学を医学に応用したものがいわゆる東洋医学になります。

同じ哲学に基づきながら占いには健康運を含むのに東洋医学で運気を上げる、という発想がどうもないようなのですよ。「恋愛運を上げる漢方薬」とか「仕事運を上げる鍼灸」とかあればずいぶん素敵でしょうに、ねえ。

私が職業にしておりますクラニオセイクラルは東洋医学ではありません。ただ、洋の東西を問わず「人相学」、「観相学」という学問があります。

頭蓋骨を整えることで健康運も開けるでしょうが(というより当然何らかの症状があってクラニオを受診される方が大半だと思います)プラスアルファで運勢にも影響があるようなのですよ。

先月、広島のふじわら医院さまに伺ったときに「セッションを受けてからいいことがあったら教えて下さい」とお願いしたところいっぱい「いいこと」が起きているようです。

広島でのクライアントのお一人が健康関係のお仕事をしておられるのですが、有名な健康雑誌に取り上げられることとなりました。

いわゆるメジャーデビューした方というのは実はこれで三人目でお一人は健康・美容関係でいまや飛ぶ鳥を落とす勢いの方。ひょんなきっかけで知遇を得てセミナーをお願いしたときに幕間で一度クラニオのセッションをしたことがあります。

もうお一人は体のケアをしていた格闘選手でこちらは日本チャンピオンです。

保険診療で多数の患者さんがいらしていたころは知らず、現在のように限られたクライアントしか診ることができない状況でクラニオのセッションをした後にメジャーになられた方が三人ですよ。

もちろんご本人の不断の努力が実を結んだだけなのですがセッションを受けてから起きた「いいこと」に入れてもかまいませんよね。

そんなわけでワタシ、「開運セラピスト」を名乗らせていただきます。もちろん占い師さんのまねごとを始めようというのではありませんのでご安心くださいね。
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ワタシのこの両手で何ができるの?

ちょっと前にはやった歌の歌詞です。でも、私のように手技療法を生業にしているものはきっとこの問いを繰り返しながら日々を送っているのだと思います。

もちろんクライアントの症状が完治すればいちばんいいのでしょうが残念ながらそうはいかないことも多いです。

それなら完治しないクライアントに対してセッションを行うことは全くの無駄なのでしょうか。

もちろんそれは個々のクライアントが決めることなのですが少しでも症状が改善すればたいへん(時としてこちらが恐縮してしまうほどに)喜んでいただけることが多いです。

難しい疾患のクライアントに施術をさせていただく機会も増えたのですが改善の全く期待できないようなクライアントでも施術中は深いリラックスを感じることができる、というお言葉をいただくこともあります。

クオリティオブライフ(生命の質)という言葉があります。簡単に言ってしまえば「機嫌良く日々を過ごす」ことに重点を置いた考えです。

東京に難病専門のクリニックがあって石油の点滴とかホメオパシーとか温熱療法とかそれこそ様々な治療法で末期、と言われるクライアントの治療にあったておられるそうです。

それらの療法に交じってクラニオセイクラルも治療法の一つとして採用されているようです。クラニオに限らず手技療法には想像もできないような可能性が秘められているのかもしれません。

トリアージ

大規模な災害時などたくさんの傷病者が病院に搬送されたときに治療の優先順位を決めることを言います。

要は「助かる患者さんを優先的に診察する」ということです。患者さんが歩行可能か、とか意識はあるか、とかで選別していきます。

災害の現場では生命を救うことが最も優先されるのはある意味当然のことなのでしょう。

ところで病院などで「異常ありません」と言われたにもかかわらず何らかの症状をお持ちの方は多いです。あるいは「年だから仕方がありませんね」と言われることもあります。

これも発想は同じですよね。生命にかかわる疾患がなければ優先順位が下がる。これは医療が生命を救うことを最優先課題にしているからでしょう。「ブラックジャック」でも「医龍」でも「このままでは助からない」患者さんに対して奇跡のような手術を行って最終的に患者さんが助かり、ハッピーエンドです。

私たち治療師がやっていることはi生命を救うことと直接の関係はありません。そのことをもって柔道整復師は医療と関係ないと言われればその通りでありましょう。

私たちの仕事は「生命の質を高める」ことなのでありましょう。機嫌良く日々を送ってもらうために痛みなり不快感なりを解消してゆくこと、これが私たちのやるべきことなのだと思います。

「医療」からみればとるに足らない些事なのでしょう。でも、その些事にかかわっていられることに私は無上の喜びと誇りを感じています。

上腕骨骨幹部骨折(サッカー韓国戦)

12日のサッカー韓国戦で日本の駒野選手が上腕骨を骨折しました。

上腕骨は年齢によって折れる場所が違っており、おおまか高齢者は肩のあたり(近位端部)、小児は肘のあたり(遠位端部)が骨折しやすく青壮年では真ん中あたりが折れます。

傷病名をつけると上腕骨骨幹部骨折、「骨」という語が3つもつきます。

さて、この骨幹部骨折、私たちは学生時代「骨癒合しにくい」と習いました。国家試験でも上腕骨骨幹部骨折の後遺症は「偽関節(骨折がくっつかない状態)」というのがしょっちゅう出題されています。

ところが整形外科学で一番ポピュラーな「標準整形外科学」という本を見ていると「開放骨折が少なく軟部組織に包まれ良好な結構があるため、骨癒合が得られやすい部位である。」とあります。

最近「柔道整復学」の教科書が改訂されました。上腕骨骨幹部骨折の項目を見てみると相変わらず「この部分の骨折は筋に囲まれており骨癒合はよいとされているが、中央部の横骨折や遠位1/3部の横骨折に近い斜骨折は骨癒合が悪く、偽関節が発生しやすい」とわざわざ強調してあります。

どっちやねん。というか無理やり柔道整復学の「独自性」を強調しているように見えます。あんまりカッコ良くないな。

いずれにせよ駒野選手の一日も早い復帰を待ちたいですね。

指の長さと病気

広島のF先生からファクシミリが来ました。ファクシミリというところがキモで、先生はパソコンをお使いにならないのでメールは来ません。朝寝をしているときなどは枕元の電話が鳴るのがちょっと難儀だったりします。

薬屋さんからのニュースレターをそのまま送ってくださったのですがタイトルは「指の長さと前立腺がんのリスクが関連している可能性を研究が暗示」とあります。

「ニューヨーク(ロイターヘルス)」ゆびの長さ、特に人差し指の薬指に対する比率は前立腺がんのリスクの予測因子になる可能性がある、と最近の韓国の研究が示している。」

普通、人差し指は薬指よりも少し短いのですが人差し指の薬指に対する比率が小さいほど前立腺がんのリスク因子が大きい、ということのようです。

なんでこんなファクシミリをF先生が送ってくださったのか。以前アスペルガー症候群の人にも同様の傾向がある、という話を本で読んで先生に受け売りしたところ大変な関心を示されました。多分そのことを覚えておいでだったのだと思います。

指の長さと病気に相関関係があるというのは興味深いことではあるのですが、指の長さと前立腺がんの関係については「慎重な解釈と裏付けが必要である」と別の専門家は指摘しているそうです。

理由は「サンプルサイズが小さい」こと。といっても全部で366名の人について検査を行っているのですが医学の世界では十分ではないようです。

我々柔道整復師の世界でも症例その他を統計的に処理しようという話は出てきたことはあります。ただし、「10例中8例にこれこれの療法が有効だったので有効率は80パーセント」といった無邪気なものです。

私は別にそれでもいいと思っています。「医学」の世界では「やった」「効いた」「治った」の報告を3「た」治療といって軽蔑の意味を含ませています。それでも構わない。正確に患者さんの所見をとり、施術の内容と結果を残しておけばそれはきっと後世の柔道整復師と患者さんの役に立つことでしょう。

「何でもかんでも捻挫」「適当に揉んでるだけ」ではどうしようもないけれど。
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プロフィール
HN:
かなや やすひろ
HP:
性別:
男性
職業:
柔道整復師
自己紹介:
大阪市在住。医療系専門学校で教えるかたわら自宅兼のちっこい治療院でクラニオセイクラルのセッションを行う。好きなこと:講義すること、治療すること、飲むこと。嫌いなこと:お医者さんごっこ
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