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大阪市西淀川区にあるクラニオセイクラル専門の整骨院院長のきまぐれ日記

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御侍の刀

ちょっとキャンセルが続いたものでたまっていた事務仕事を片付けようと思ったのですが、どっこいこんな時は身近なところに患者さんができます。

まずはTOMOが「朝から頭が痛い。」と言います。熱はないし風邪ではないようです。足の裏と両膝を光線治療器で温めました。それから頭蓋骨を軽くストレッチすると「ずいぶん楽になった。」

今度は夕方になって帰ってきた長男が「ひざとふくらはぎが痛い。」と言います。武道系のクラブに入っているのですがふくらはぎは組み手の相手に足払いをかけられた際に傷めたようです。逆に相手にひざ蹴りをしたときに自分の膝を傷めたようで、こちらはちょっと腫れています。そんな無茶な蹴りはするなよ。

これも患部を光線治療器で温め(普通、けがの急性期には温めてはいけない、というのですが光線治療を行うと腫れが早く引きます。)膝を少し矯正。膝には湿布して包帯。ふくらはぎはテーピングしてその上から湿布。処置後、歩かせてみると痛みは改善しているようなので一安心。

こういうとき、まあ、一揃いの器具や薬品、包帯なんかがそろっていて便利なのですが考えてみればうちは「整骨院」なのだから当たり前ですよね。クラニオセイクラルの患者さんしかお見えになりませんので急性のけがを診るのは長男くらいですけれど。ところが最近の整骨院では湿布や包帯などの衛生材料を置いていないところも多いらしいです。「足をくじいた。」と言って来院した患者さんを「整形外科へ行ってください。」と言って追い返すところまであるそうです。保険の取り扱いをしている整骨院であるにもかかわらず、ですよ。整骨院で保険の対象になるのは骨折、脱臼、打撲、ねん挫、挫傷だけの筈なのだけれど不思議な話であったりします。もちろんうちでは保険の取り扱いはありません。

外傷を診るつもりはなくてもけがの処置はできるようにしておいた方がいいよ。御侍さんの刀みたいなもんやな。尊敬する大先輩のお言葉です。




 

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のうだま(眉間の話)

上大岡トメさんと池谷裕二さんの共著、「のうだま やる気の秘密」お読みになりましたでしょうか?いわゆる脳科学の本の中では異色で、わかりやすいうえに実用性が高いです。簡単に言ってしまえば「やる気を出すためには脳の中にある淡蒼球を刺激すればよい。」ということで、どうすれば淡蒼球を刺激できるか(やる気を持続できるか)について具体的な方法が書かれています。

これは飽き性の私にとっては衝撃的でしたね。なんせ十年以上まともに続いているのは仕事と(それでも治療院は今までに二回引っ越しています。)趣味(昆虫標本のコレクション)くらいのものですから。

淡蒼球を活性化させるための方法については同書にわかりやすく書かれています。これは非常に効果的で現にこうやってブログだってほぼ毎日更新しています。ダイエットも今度こそ続く、でしょう。

さて、この淡蒼球の位置ですがちょうど眉間の奥あたりになります。眉間の骨を篩骨(しこつ、ラテン語でザイゴマ)といいます。鼻に問題のある人はこの骨に動きをつけると症状が緩和します。それだけではなく心理的な問題にもこの骨は関わっているようなのです。実際、この骨を矯正して原因不明のイライラ感が軽快した例があります。

さらにトレパネーション、というのがあります。眉間の骨に穴を開けると脳への血流が増大してハッピーな気分になれるのだそうです。それだけではなく能力もアップする、という話もあります。なんだか怪しい話ですが(しかも危険も伴いそうですが)アメリカでは熱狂的な支持者がいたりするそうです。

なんとなく眉間が気になり始めた今日この頃です。 にほんブログ村 健康ブログへ

字幕が読めない?

お正月に映画に行った方も多いでしょう。さて、タイトルの通り字幕が読めない若者が増えているのだそうです。そういえば「レッドクリフ」なんて吹き替え版はいらないような映画まで字幕と吹き替えと二パターンで上映されてましたよね。

字幕が読めないという話はテレビのワイドショーで聞いたのですがそこでは「若者が漢字を読めなくなってるから」というニュアンスで説明されていました。たぶん違います。

映画少年だったのでよくわかるのですが字幕の漢字で分からないものがあってもストーリーは理解できるモノです。彼らは字幕のような広範囲から文字を読み取る力がなくなっているのだと思います。字幕の文字を一字ずつ拾って読んでいては映画の会話についていけませんから一瞬で内容を把握できるように字幕はものすごく細かい文節に分けられています。

それが認識できないということは若者の頭の中身がそれだけ変性してきたことを意味します。いいとか悪いとかではなく、そんな風に変わってきたということです。だから若者の(最近は若者以外も)メールの文章には絵文字とか顔文字の類がズラリ、と並んでいます。要するに文章の行間に気持ちを伝えることも微妙なニュアンスを読み取ることもできなくなっている人が多いわけですよ。

もう少しすると字幕に絵文字顔文字が登場するのでしょうか、それより映画を見る若者がいなくなるのかも知れませんね。 にほんブログ村 健康ブログへ

レッドカーペットの恐怖

正月番組と言えば「お笑い」と相場が決まっているのですが最近は一分とかすごく短い時間内にネタを演るのがはやっています。なぜかというと、たとえば寄席の中継のように一組当たり十分とか十五分とかのネタだと視聴者の若者が「持たない」のだそうです。これは現在の若者を見ていると痛感することなのですが集中力が全然続きません。たとえば現在教えている専門学校で試験監督をしている時でも驚くべき数の学生が途中退出します。ご存知ない方のために説明しますと医療系の専門学校では試験時間が大変長く長い時では2時間を超えることもあります。ただし、試験時間の間中ずっと席についていなければならないわけではなく試験ができたものから途中退出が認められています。ところが「できたもの」に認められている途中退出をする学生のかなりの数ができていなかったりするわけですよ。それならできもしない試験で退出する理由は、というと集中力が持たない、からです。授業中もしかり。明らかに集中力を欠く学生が年ごとに増えています。これは私の講義がつまらないからとは限らないようでよその学校の講師仲間に聞いても同じような答えが返ってきます。コントや漫才(落語はもう全然聞いていても話の流れについてゆけないでしょうね)でさえ集中して聴けない世代とそれに迎合した番組の作り手、短時間専門の芸人さんという恐るべき時代がやってきています。それなら逆に小梅太夫(最初に見た時の衝撃は忘れられません。気に入って見ていたのですがあっという間に間につまらなくなってどっかへ消えてしまいましたね)が三十分ネタを演るのを見ていて集中力が保てるか?と聞かれたらあやしいですけれど。 にほんブログ村 健康ブログへ

今年学んだこと

もちろん日々が学びではあるのですがEFT(感情解放テクニック)のセミナーへ行ったことが一番印象深かったですね。体のエネルギーを整えてネガティブな感情を解放し心身の様々な障害を取り除く療法、と言いましょうか。やり方は以前にも書きましたとおりEFTで検索すればほとんどのサイトに載っています。クライアントにたまに使うほかはもっぱら自分に役立てています。どんなときに有効かといいますと、人の名前を忘れたとき。最近人の名前がなかなか出てこないで、というのもあるのですがイクラちゃんのお父さんの名前(ノリスケさん)とかブルーザ・ブロディの相棒の名前(ジミー・スヌーカ)とか思い出せなくても困らないけれど、思い出せないとなんか気持ち悪いというケース。こういう時にEFTのタッピング(体のツボを何箇所か軽くたたく)を行うとパッと思い出します。もちろん普通に人の名前を忘れた時でも使えますけれど。後、最近「いびきがうるさい」と言われていました。いびきの自己治療というのがあってこれを行うと大体はおさまるのだけれど今回はだめでした。そこでEFTをやってみると、初日からけっこう調子いいんですよ。多少ムラはあって「昨日はいびき、ひどかったね。」と言われることもあるのですけれどもおおむね好調のようです。ほんらい、EFTは幼少時のトラウマとか深刻な症状に使われることも多いです。いびきがどうのこうの、と言っているのは日々平和に暮らさせていただいているからなのでしょう。大変ありがたいことと思います。来る年も平和で穏やかな一年でありますように。 にほんブログ村 健康ブログへ
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プロフィール
HN:
かなや やすひろ
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性別:
男性
職業:
柔道整復師
自己紹介:
大阪市在住。医療系専門学校で教えるかたわら自宅兼のちっこい治療院でクラニオセイクラルのセッションを行う。好きなこと:講義すること、治療すること、飲むこと。嫌いなこと:お医者さんごっこ
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