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大阪市西淀川区にあるクラニオセイクラル専門の整骨院院長のきまぐれ日記

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風評被害?

広島市のふじわら医院様へクラニオのセッションに出かけてきました。「新型インフルエンザ汚染地区?」の大阪から出かけてゆくのですから感染を恐れて予約をキャンセルされる方が多いのかと思いきや、キャンセルそのものが一件だけでした。

新型インフルエンザについては患者さんとの話題に上ることも多かったですが、あまり神経質になっておられる方はいませんでした。県民性によるのかも知れませんが関西地方の連日の大騒ぎは確かに過剰でした。ただし、マスクが店頭から姿を消しているのは広島も同じことでした。一説によれば問屋やメーカーの在庫がみんな関西に行ってしまったから品薄になったのだそうです。

県民性、と言えばセッション終了後、院長先生と番ご飯を食べに行くのですが広島の飲食店は店の中にテレビを置いているところがとっても多いです。木曜日の九時前後なので、野球をやっていなければ「ケンミンショー」を流しているところが多いです。嫌いな番組ではないのですがそれほど大笑いするようなものでもないでしょう。

ところが、なぜかこれを見ている広島県民は大爆笑。本当に笑い転げて観ている人を目撃したこともあります。

広島県民の笑いのツボに、ピタリとはまる番組なのでしょう。爆笑が起きるのはたいてい大阪人が出てくるコーナーで、大阪人の私は複雑な気分ではあるのですが。


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厚生省→厚生労働省→?

麻生総理が厚生労働省の分割を検討しているそうです。まあ、国民のために良かれ、と思ってのことでしょうからそれはそれで構いません。

ただねえ、あんまりちょこまかと制度をいじられると、大変なこともあるのですよ。

現在、専門学校で「関係法規」と言う科目を教えています。簡単に言ってしまえば柔道整復師の業務にかかわる法律(柔道整復師法、医師法、医療法など)についての講義です。

柔道整復師のできる業務、してはいけないこと(外科手術とか投薬とか診断行為は医師の資格がないとできません)、開業時のエトセトラなんてことについて話をします。自分の将来に直結することなので学生たちの受講態度もことのほか真剣です。

さて、この講義の一番最初に出てくるのが「柔道整復師の免許を与えるのは?」というやつです。

もちろん現在は厚生労働大臣が正解なのですが厚生労働省が分割されてしまうと、下手するとこの文言が変わってしまいます。

この手のどうでもいい(失礼)変更と言うのは結構あって今年の六月から従来の「柔道整復師試験」は「柔道整復師国家試験」に名称が変わります。それだけで教科書は改訂版を出さなければなりません。(正誤表で切り抜けようとしたこともありましたが)

改訂版が出ると新旧の教科書を見比べて相違点を確認することになります。これが結構厄介。特に最近年のせいかこの作業をすると肩が凝ります。

でももっと大変なのは「国家」の文言一つで教科書を改訂しなければならない出版社なのかもしれませんね。


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新型インフルエンザの患者数はまだまだ増える

たぶんそういうことになるのでしょう。マスクの品薄も続くでしょうね。

ネットオークションなんかを見ていると医療用マスクがとんでもない値段で出品されていたりします。ただ、マスクの効用について誤解してたりしません?

たとえばパンデミックの対策に医療機関に備蓄されているキットにはマスクは勿論のことですがゴーグルとか防護服とかもセットになっています。そのくらいの装備がないとウイルスを防御することは難しいのでしょう。

マスクはあくまでも自分の咳やくしゃみによって他の人にウイルスが伝染するのを防ぐ、と言うあくまでもエチケットのためのものです。だから、薬局でマスクを取り合いっこしている人たちはそれだけ公徳心が高いのでしょう。

さて、連日マスコミが書いていますように新型インフルエンザの患者数は増加の一方、です。それでは新型インフルエンザの患者ってどんな人でしょう?ウイルスに感染している人?半分ハズレです。

正解は「医師が新型インフルエンザに罹患していると診断した人」です。ですから感染していても症状が出なければ(医療機関を受診しないから)患者数にはカウントされません。

反対に症状が出ていても医療機関にかかることができなければ、やっぱり患者数にはカウントされません。

だから、日本での患者数の増加と言うのは日本が衛生の面でも医療制度でも充実していることの証拠ともいえるでしょう。

ところで、今回の新型インフルエンザの流行、何か人為的な感じがしません?何かの予行演習なのか、それともほかの意図があるのか・・・・。 にほんブログ村 健康ブログへ
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誰が儲けるか?(仁術と言う名のビジネス)

ちょっと前に話題となった「アトピービジネス」と言う本をご存知でしょうか。跋扈するアトピー性皮膚炎治療をうたった民間療法に対する皮膚科専門医からの批判なのですが、医師対民間療法の対立の構図はどこでも同じやな、と興味深く読みました。柔道整復師は民間資格ではありませんが、開業整形外科医の一部の柔道整復師に対する攻撃はキョーレツなものがあります。

同書の中で著者の竹山先生は医師によるアトピー性皮膚炎の治療から、健康食品、温泉療法、果ては祈祷の類に至るまでを「ビジネス」としてとらえ直す、という試みをされています。これが、私がこの本を推す一番の理由です。

従来、医師の民間療法批判は「医師でないものが治療まがいのことをするのはケシカラン」というトーンのものがほとんどでした。それは正規の医療を受診する機会を患者から奪うものだ、というアレですね。

ところが、この「アトピービジネス」ではそれらをビジネスとして考察して、どの療法が患者にとって一番得か?と言う視点で論を進めておられます。少なくともアトピー性皮膚炎は普通に皮膚科で保険診療を受診してきちんと塗り薬を塗っておけば治る疾患なのだから、費用ばかりかかって効かない民間療法は損ですよ、と言うのが著者の言わんとすることだと思います。

柔道整復師に対する医師の批判の代表格、K大学医学部のH西教授の主張を読み返してみると論点がメチャクチャです。要は「医師でないものが患者さんをさわるのは危険だ」、と言うお決まりの建前に「三年しか教育を受けていない柔道整復師に医師と同じように保険を使わせといていいのか」、と言う本音が顔を出すので論点があっちこっちするのでしょう。

なーんだ、結局はゼニカネの話なのね、と言われるのが嫌なんでしょうね。

医学とか医療も経済原理からは逃れることはできないのでしょう。医療も(仲間に入れてもらえないようなので別に書きますが柔道整復も)サービス業として、より良いサービスを供給することで評価されるべきなのだと思います。

さて、最後に本題。どんなにすごい伝染病やねん、という報道をされている新型インフルエンザ。実際のところは弱毒性でそれほど心配の必要はない、と言うのが日ごろお世話になっている医師(複数)のご意見です。感染者が続々増えているような報道は不安になりますが、実際には不顕性感染と言って症状がでない人も多いはずなのだそうです。だから「疑い例」の人たちが受けている検査を私たちみんなが受ければとんでもない数の感染者が出現するのかも知れません。

それなら、今回の騒動で得するのはいったい誰? にほんブログ村 健康ブログへ
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HAES(Health At Every Size)

何の事だかわかります?昨日(正確には一昨日)の新聞に載っていたコラムなのですがファット・アクティビスト(肥満の権利活動家)という人々が欧米にはおられるそうです。その人たちのコンセプトがHAES。体型の多様性を尊重する、と言う訳がついています。

記事をそのまま引用しますと「成人の66%が肥満とされる米国。太っているだけで不健康で魅力的でないとみられる。職場では能力が低いとみなされ、給料が安くなる。」「肥満と病気に関連があるとしても、肥満が病気の原因と言う説は疑わしい。」という考えのもと、「企業の人事担当者たちに体形差別を啓発する文書を送る。」のだそうです。

仕事でそういう目にあったことがないのでわからないのですが、ちょうど我が国の喫煙者に対する「禁煙ファッショ」と似たような状況なのでしょうか。私はタバコを吸いませんが欧米の価値観をそのままに持ち込んで喫煙者をオピアムイーターのごとく扱う昨今の日本の状況を鬱陶しく思うものです。

柔道整復をはじめとする代替・補完医療が「医学」に媚を売るのも似たような理屈でしょう。クライアントにケツ
を向けて医学(と言う権威)にしっぽを振り続けても振り向いてもらえることはたぶん永遠にありません。

「太っていても自分は魅力的で尊敬されるべき存在である」という考えをそのまま受け入れることは難しいのですが「太っていて何が悪いねん」よりははるかに美しい考え方ですよね。少なくとも数々のダイエット法を試してみて「あれもこれも結局効果がない」とへこむよりこういう考えの方が幸せなように思います。




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かなや やすひろ
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性別:
男性
職業:
柔道整復師
自己紹介:
大阪市在住。医療系専門学校で教えるかたわら自宅兼のちっこい治療院でクラニオセイクラルのセッションを行う。好きなこと:講義すること、治療すること、飲むこと。嫌いなこと:お医者さんごっこ
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